2003年7月31日(木) 勝手にしなだれ 

おはようございます。
む、くちがくさい。ガムでも噛むかぁ。シャクシャク。

夜、092くんと会う。とりあえずM's CURRYでカレー食ったあとウチへ。
先日のフジロックの状況を聞きつつ、いろいろと若者ぽい会話。
有意義なハナシでした。てへへ。

携帯電話を握り締めたまま眠っていた。


 2003年7月30日(水) 金と銀の器 

バイトは月末なので売上の計算とか。数字は苦手だわ。疲れた。
くそ。帰りにチャリンコのチェーンが外れた。何年ぶりかしら。
家まで戻ってから、軍手とドライバーでゴソゴソ。5分くらい格闘してしまった。

レトルトカレーを食べながら、買ってきた雑誌を読む。
一気に読むとアタマの中がパンパンになるなぁ。
ふと気付くと集中しすぎててグッタリ…。知恵熱。

夜はミックスに手をつける。曲の全体像を把握するのと、波形のトリートメント程度。
ふーむ、ラクなようで、そうでもないようで。

▼購入雑誌
「ユリイカ 特集・黒田硫黄」(青土社)


 2003年7月29日(火) チャレメの集い 

朝6時に起きて、さくっと作業を進める。
延び延びになってたrisetteの通販ページをやっとこさ公開。
http://www.office-koji.com/risette/order.html

新宿タワレコに寄って帰る。

プロジェクトX「液晶 執念の対決」をNHKで。
http://www.nhk.or.jp/projectx/encore48/
観たかったやつのアンコール放送。


 2003年7月28日(月) とんぷく 

うげー、2時間くらいしか寝てない。
昼休みはデスクに突っ伏してスヤスヤ。

夜、森野さんと笹塚「とりでん」で釜めし。イカ明太バター。
はぐはぐ。ダシ茶漬けが美味しいよ。

11時ごろ帰宅。風呂入って寝ました。


 2003年7月27日(日) 牛を忘れた牛小屋 

昼はざるそば。梅雨は明けたようだ。

午後、herの倫子さんがミックスダウンの為に来宅。
今日のところは、とりあえずレコーダーからNUENDOにトラックデータを移した程度。
でもね、これ(カバー)は問題作のはず。お楽しみに。
最近買ったCDを聴いたりして情報交換。

川島誠「800」(角川文庫)読了。
職場の人がオススメして貸してくれた。陸上競技で青春小説ってことで、正直、結構ナメてましたが。
悪くない、というより、かなり上手、なかなかいいですね。

▼購入書籍
ドストエフスキイ「ドストエフスキイ前期短篇集」(福武文庫)
シェイクスピア「オセロー」(新潮文庫)
吉行淳之介「湿った空乾いた空」(新潮文庫)
保坂和志「残響」(中公文庫)


 2003年7月26日(土) 一家の貝柱 

なんか書き散らした跡があります。


 2003年7月25日(金) ワシントン・クラブ 

ガーッ、ペッ!
げほげほ、痰が絡むわ。

バイトは、ほぼ定時上がり。
ぴよーん、ぴよーん。


 2003年7月24日(木) フタゴリラ 

新宿LOFTに寄って「マキタスポ−ツ&マキタ学級 with グレ−ト義太夫」のライブを観る。
モリノさんは昨晩から高熱だったそうな。おつかれさんです。
ついでに死ね死ね団も観れたけど、期待はずれ。

深夜にベランダで洗濯を干す。
仕事を手際よく終わらせる。明日の朝イチで郵送しようっと。


 2003年7月23日(水) 柿本マシュ麻呂 

ぽりぽり。皮膚が痒い。虫か。

舞城王太郎「川を泳いで渡る蛇」(『新潮』2003年7月号掲載)を読む。
かなり短い。
表面上はわりと起承転結のある展開で、
表題と内容との関係が、こういう構造になっていて、というのは
一般的には王道な短編のスタイルですね。

雨の中、ちょっとだけブックオフへ。

▼購入書籍
安部公房「箱男」(新潮文庫)
谷崎潤一郎「文章讀本」(中公文庫)
保坂和志「プレーンソング」(中公文庫)


 2003年7月22日(火) おかず細胞 

♪なーみ さかまきてっ あふれくるっ みーずっ

連休明けはどうも気分が乗らないなぁ。
仕事しながらアレコレ他の事を考えてたらマドロミー。

舞城王太郎「我が家のトトロ」(『新潮』2003年6月号掲載)を読む。
他人の考えたような小難しい理屈や、既知の概念を出してこないところが強みであり、
逆に、そのまどろっこしさが弱点なのかも。
こういう夫婦や親子関係の機微を、哲学用語とかを駆使してパパパっと説明したり、
それで納得できちゃったりする人は、
この突き詰めたコミュニケーションの醍醐味を、ダイレクトには享受できないかもしれない。
もちろん羨ましくもないんだろうけどね。

することたくさん。片っ端から終わらせないと、すぐ8月だの。


 2003年7月21日(月) エディ・サカムラ 

昼ごろ起きて、ちょいちょいと仕事。

入手した舞城王太郎の短編「鼻クソご飯」(『群像』2002年12月号掲載)を読む。
やっぱ短編がすごいのかもね。この分量でこの深み&重みって…。

アレア品川の「五湯道」で夕食を。

阿部和重「ニッポニアニッポン」(新潮社)読了。
題材も悪くないし、プロットもよくできてるのに、
もっと効果的な書き方があるような気がしてしまった。
読みとばしてもいいページがけっこうあるような。

▼購入CD
LUOMO「THE PRESENT LOVER」(Forcetracks)
▼購入雑誌
「COOKIE SCENE VOL.32」(ブルース・インターアクションズ)


 2003年7月20日(日) リトミック教室 

また無駄な一日を…。
コンビニで「ろくでなしBLUES」読んでる場合じゃねー!

明け方、突然に、懸賞サイトに片っ端から応募を始める。
何やってんだか。あーあ。


 2003年7月19日(土) カナッペづくり体験地獄 

全休。
グースカ昼寝。
ヘンなタイミングに起きちゃって、ムチャクチャ眠くって
また眠ろうとしたら、眠すぎてうまくいかなくてツラい時ってあるよね。
うぐぐ。

舞城王太郎「九十九十九」読了。
これはさすがに読みにくかったけど、「メタ小説」というジャンルに正面から挑んだ感じはすごくいい。
んでまぁ、清涼院流水がどうのこうの、なんて読まれ方をされつつ
それとは別の決定的な側面を持っていて、
http://www.mayq.net/maijo9991.html
http://www.big.or.jp/~solar/unlocked.html
http://d.hatena.ne.jp/solar/20030523
ここで明かされているように、スリリングな純文学的実験が行われているのです。

疲れた。
夜に出かけようと思ってたけど、力尽きました。


 2003年7月18日(金) 恋子の毎日 

仕事がなかなか終わらない。

高校の同級生+その友人の姉妹とで会食。
当初はビアガーデンのつもりだったが、小雨が降るので予定変更。
新宿南口の「DINNING BAR彩」へ。
主にパチンコの話題で参りましたが…。

深夜に長電話。最後は半分眠ってた。


 2003年7月17日(木) くるくるメカ 

さて、何か書くことにします。
ペンと原稿用紙の御用意を。

▼購入書籍
舞城王太郎「九十九十九」(講談社ノベルズ)


 2003年7月16日(水) 2000フィートのスティション 

また電気つけっぱなしで眠ってやった。ザマミロ。
廃・人・生・活。ちっくしょー。そろそろバイト休みたいね。
すんませんホント。脳がスポンジに!(目がドルマーク)

舞城王太郎「世界は密室でできている。」読了。
さわやかでいいなぁ。泣かせようと思って本気で書いてるし、
それは、かつて読書でぐっときてしまった時の体験を
純粋培養して増幅したようなハイパーな凝縮感がある。

▼購入雑誌
「TV Bros.」(東京ニュース通信社)


 2003年7月15日(火) オナリジル・ブラ 

うー。日常生活に追われる日々。
仕事してメシ作って食っただけで終わりじゃん。

四方田犬彦・斉藤綾子「映画女優 若尾文子」(みすず書房)が出てた。
買わずに図書館でリクエストだな。
http://www.msz.co.jp/titles/7016.html

▼購入書籍
舞城王太郎「世界は密室でできている。」(講談社ノベルズ)


 2003年7月14日(月) 畑のお肉・畑のキャビア添え 

高校の同級生に連絡をとってみる。
仕事で半年くらい前から東京に来てるらしい。
お元気?

眠い。フェードアウト。


 2003年7月13日(日) モチモチの木 

昼ごろ目覚めるが、二日酔いの気配はナシ。よかった〜。
緊急の仕事があるのでバタバタと。バックアップCD-Rの山の中からデータを探す。

「結んだハンカチ ティールロヴァーとチェコアニメ」を新宿武蔵野館で観る。
短編いろいろ。

夜、ひさしぶりに森野さんとこへ寄ってみる。
へー、片付いてるじゃん。トマトジュースを飲みつつ、打ち合わせなど…。

舞城王太郎「暗闇の中で子供」読了。
ハイペースで読んでます。
たぶん全作読んでしまうんだろうな。寝ても覚めても舞城王太郎のことばかり。
これは、結構弱っちくてウジウジしてるところが好きです。


 2003年7月12日(土) 三角野球部 

昼から銀座。

劇団ワンミッシング公演「たった一度のラブレター」を銀座小劇場で観劇。
いやー、職場の義理でね、同僚の人と。

その後、16時頃から有楽町「コパン・コパン」で飲み始め、
ハシゴして結局22時くらいまで休みなく飲みつづける。うげー、死ぬ!

気付くと家で眠ってたので、たぶん一人で帰れたんだと思う。


 2003年7月11日(金) キッチン大麻 

なんだかんだで一週間が過ぎていくの。
中目黒「百麺」でラーメン。


 2003年7月10日(木) 本人・オブ・ジョイトイ? 

起床。朝からベランダの洗濯機をガラガラと回す。天気は悪い。
きのう作ったカレーが余ってたので、ご飯を入れて温める。ちょっとソースたらすとおいしいんだよ。

出勤。ここ数日は忙しいが、なんとなく新しい体制が整いつつある。
できれば給料上げて欲しいんですけど。

帰宅。部屋干し臭にウンザリ。

▼購入書籍
舞城王太郎「暗闇の中で子供」(講談社ノベルズ)


 2003年7月9日(水) ハトスピード 

舞城王太郎「煙か土か食い物」読了。

この日記を読んでメールをくれた方がいたんですが、
用件とは別に、たまたま舞城王太郎について僕が書いてたのを見て、
タイミングよく、この作品を「強くオススメ」してくれたので読んでみたのです。
感謝。

しかし、とんでもない人がでてきたもんだなぁ。
「W」と「阿修羅ガール」は面白かったけど、その特殊な文体とか
“限定された”インターネット利用者層にしかわからないようなリアリティとかに
まず引っ掛かったような印象もあったんだけど。

この作品は、デビュー作ということで、文体も抑制が効いてるし
バリバリの批評性と、先行作品への(計算高い)配慮が詰め込まれている。
特に、ハンソン(!)とチャンドラーの引用と、そのパーフェクトな効果には思わず大興奮してしまった。

でも、例えば主人公がサンディエゴ帰りなのは、単に
「マザファッカー」や「サノバビッチ」なんて言葉を繰り返し文中に散りばめるためだし、
推理小説としてはほとんどシャレのような謎ときしかないメタ・ミステリだし、
そもそもこの形式自体が意図的・便宜的に選択されたものでしかない。
兄弟や親子という家族関係は確かに、主要なモチーフだと思われるけど、
そこで繰り広げられる愛憎劇については本気かどうかわからない。

じゃあ何が書きたいのか、という問いに対する答えはつまり、
我々はこの作家のどこに惹かれているのか、という問いでもある。


 2003年7月8日(火) オムライス銀河 

お駄賃くれたので、社員の昼飯を買いに行ってあげた。

ルミネ2のABCへ寄る。
「西瓜糖の日々」が文庫化されてた。
http://www.kawade.co.jp/specials/46000/
ブローティガンの作品はもっと文庫に入るべき!出版社の怠慢だよ。

▼購入書籍
舞城王太郎「煙か土か食い物」(講談社ノベルズ)


 2003年7月7日(月) 大陸間ダンディミサイル 

ひー、疲れたー。
バイト先で、病欠の社員に代わって、一人で職場を切り盛り&やりくり。

relax誌でマイク・ミルズ特集。ふんふん♪
そうか、作品集が出るからか。
http://www.shift.jp.org/gas/mike_mills/indexj.shtml


 2003年7月6日(日) ガリ勉の手術 

外には出ず。部屋でゴロゴロ。

(ナレーション)「ゆるやかに流れゆく時を味わい、休日というシーンを満喫する。」
「――ワンランク上のだらしなさを知る男。」

夕食はスパゲティ・カルボナーラと水餃子。


 2003年7月5日(土) 亀田!亀田!亀田! 

下北沢でショッピング。下北沢は昔から苦手。
でも、近所なんだし、ちゃんと足で歩いてウロウロすれば面白いのだな。
服は買えなかったけど。

日テレ「ぼくの魔法使い」最終回を観る。それなりに楽しい。
しかし、土曜日ってドラマの視聴率はどうなんだろ。


 2003年7月4日(金) はりはり漬け 

くゎ!(目を見開いて)
なんだ、金曜日か…。家で一人ぼっち。

石原慎太郎「我が人生の時の時」読了。
福田和也が「作家の値うち」で最高点つけてたので読んでみた。あー、解説も書いてんのね。
ま、石原慎太郎の人生は、こういうエピソードに彩られているわけで、
彼の行動(ヨットやダイビングとか)や、その美意識の好き嫌いは別として、非常に興味深いものではある。

早めに眠ったらしい。


 2003年7月3日(木) カールスモークしたチーズが… 

舞城王太郎「阿修羅ガール」(新潮社)を立読みで読了。
最初から立読みで終わらせるつもりで読み始めたので我ながらセコい。
冒頭部分→ http://www.shinchosha.co.jp/books/html/4-10-458001-5.html
三島由紀夫賞の選評→ http://www.shinchosha.co.jp/mishimasho/
とりあえず、文庫化されるのを待ってたんじゃ(絶対に)遅い、という作品。

福田和也「壊滅 なぜ日本人はかくも幼稚になったか(3)」読了。
びっくりするほど“経済”が苦手で、初歩的な用語や構造すら理解できてないな私なので、
こんなに口当たりのいい書き方でも、ものすごく難しい。
通勤電車でこういうの読んでみたかっただけ。

雨。

豚汁をつくってみる。何か足りないと思ったら、こんにゃく忘れてた。
味噌をついついカレールーの要領で入れてしまって失策る。入れすぎだよ。


 2003年7月2日(水) 今夜私がそれになれればいいのに 

鶏レバーのしぐれ煮を作る。
おお、つまみに良さそうじゃん。

TBS「ひと夏のパパへ」を観た。
桜井幸子(こんな顔だったっけ?)も出てて、新旧「高校教師」ヒロイン揃い踏み。
上戸彩はやっぱり演技ウマいよ。他の同級生役がヘタすぎるんだが。
内容は平均よりちょっと下くらい、かな。設定に深みがないのよねー。

深夜にチャリで杉並南郵便局へ。
ブックオフにも寄る。

▼購入書籍
三島由紀夫「永すぎた春」(新潮文庫)
福田和也「壊滅」(ハルキ文庫)
ジョゼフ・コンラッド「闇の奥」(岩波文庫)
カレル・チャペック「ロボット」(岩波文庫)
▼購入雑誌
「TV Bros.」(東京ニュース通信社)


 2003年7月1日(火) ファイナル揚げ豆腐カウントダウン 

バイトが面倒くさくなった。こういう時期もあるよな。
そういや去年の7月は失業期間だったんだっけ。
もう、夏かぁ。

工藤から電話。夏季休暇の帰省予定などを決める。
こんな早めの時期からスケジュール立てるってのが流石だな。
今年は数年ぶりに盛大に集合するヨカン。

うー、やらなきゃいけないことがあるんだが、なかなか集中できぬよ。
メシばっかり食べてる気がする。
納豆と温泉玉子。

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