2003年1月31日(金) 促成栽培 

TBS「高校教師」を観る。初回以来。ハナシ難しいなぁ。よくわからん。
話の途中で上戸彩が髪を切ったのだが、そこで初めて
酒井法子〜桜井幸子〜上戸彩という顔の系統の類似性に気付く。こりゃすごい。
じゃあ深田恭子(デブ)or内山理名(タラコ)〜ソニン?それは違うか。

丸谷才一「裏声で歌へ君が代」(新潮文庫)読了。ちょっと長いよなぁ。
台湾の問題と、大戦の記憶を題材にしつつ、国家とは何かを問う作品で、
フィクションではあるが、それなりにデリケートな話題だとは思う。
でも、いまひとつピンとこなかった。
逆に書いてるほうは、わかっているのに悩んでるふりをしているような気が。

▼購入書籍
ジョージ・マクドナルド「リリス」(ちくま学芸文庫)
「ユリイカ 臨時増刊 アメリカン・カルチュア・マップ」(青土社)
▼購入CD
pizzicato five「couples」(Sony)


 2003年1月30日(木) ロードオブザリガニ 

どうにも眠い。なんか気力がねぇ。
午前中、バイト先でウトウトしかけてたらあっという間に昼休みになったので、
すぐメシ食ってデスクで昼寝。正味45分の睡眠を確保。
でもこんなことしてるとますますヘンな人だと思われるよなぁ。
ホント、会社の人とは世間話すらしたことないのだよ。

夜、クドウ来宅。ビール飲みつつ近況を報告しあう。


 2003年1月29日(水) は゛しょ いと゛う あたり みる 

朝6時くらいに眠ったんだが、おかげで一日中眠くて眠くて、仕事中にヨダレまで垂らしてしまったよ。
目が開かない時って苦しいね。

バイト帰りに、西新宿の高層ビルの中にある某K社へ。
risetteの取材があったので、付き添いで。
あはは、結局また喋っちゃった。出たがりなんだろうか。あーあ。

帰って漫才バカ一代( http://www.okw.co.jp/schedule/#san )のチラシの入稿用データを作る。

▼購入雑誌
「TVブロス」(東京ニュース通信社)


 2003年1月28日(火) 鼎の軽重を問う 

バイト先に岡山のお土産を持っていく。大手まんぢゅう。
お歳を召された方が多いので、甘いものの方が好評なのだ。

幡ヶ谷ブックオフへ寄って、笹塚でカキフライ買って帰る。

夜、世界一団( http://www.sekaiichidan.net/ )の工藤から電話。
週末に東京公演のため来るってさ。

仕事でイラスト描き。ううう、桜の木が描けない…。

▼購入書籍
坂口安吾「不連続殺人事件」(角川文庫)
川端康成「雪国」(岩波文庫)
ウンベルト・マトゥラーナ/フランシスコ・バレーラ「知恵の樹」(ちくま学芸文庫)


 2003年1月27日(月) 合歓 

実家で出してもらった朝食が(珍しく)けっこう良かった。
焼きサンマ、しめじのホイル焼き、豆腐の味噌汁、トマトサラダ。
やっぱりこういう普通のものが食べたいじゃん。

新幹線で東京へ戻る。往復4時間ずつはホントに面倒だな。

夜、神谷くんバンドのスタジオ。その後「Ben's Cafe」でミーティング。


 2003年1月26日(日) 紫電改 

ビシッとスーツを着て、バスで天満屋まで出る。
そこから歩いて岡山神社へ。

金安君の挙式。ほー、神妙な顔つき。おめでとう。

披露宴もステキでした。ハプニングもありつつ、美味しい料理に舌つづみを打つ。
そして同窓会気分で二次会、三次会へなだれ込む。
高校の同級生と、毎年会うたびに同じような昔話をしていることに気付いた。
やべえ!ループゾンビだよ。

祝儀も交通費も別に当然&平気だと思ってたが、飲み代とタクシー代の事を考えてなかったなぁ。イテテ。


 2003年1月25日(土) ポーチドエッグ 

ちょいと遅めに起きてしまったので、急いで仕事。
メール送ってから東京駅へ。一路、岡山へ。

ウン年ぶりに訪れたスエヤスの家に集合して、翌日の結婚式二次会の打ち合わせ。
新郎新婦にまつわるクイズの問題を考える。
やがて人数が揃ったので「上海新天地」に行って中華料理を食す。エビチリうめーよ。

「珈琲館」でさらに新婦友人達と合流して深夜までウダウダ。
文化祭前夜のような微妙なウキウキ気分で話し込む。
車で送ってもらう。


 2003年1月24日(金) ギザギザハート 

仕事中にうつらうつら。これは人間としてダメだなぁ。
なんだかもう疲れました。探さないでください。

夜、笹塚ロッテリアで森野さんと今後の企画会議。
まぁいつも考えてたようなアイディアばかりなんだが、ちゃんと全部出来ればそれなりに豪華になるかな。

あーもう眠い。
忘れてたけど週末ちょいと岡山に帰るので、地元の人に連絡をとる。
おーい、僕のことも忘れないでくれよ。ぴよぴよ。

「千と千尋」をビデオに録画しつつ、「高校教師」を観るという完璧なプランを立ててたのに両方忘れた。
悔しいのでテレビ朝日「スカイ・ハイ」を観る。釈由美子の出番が少ない上に動きの少ない役。
内容は、ホントにクソ演技のクソ役者が出る学芸会的クソ11時枠ドラマ。いくらB級好きとは言え…。

松尾スズキ「大人失格」読了。んふふ。


 2003年1月23日(木) トータリー・コンフューズド 

雪がちらつく日。

バイトはだんだん仕事が山積みに。
でも忙しい時こそ職場の人々との結束が固まると思い、気前よく笑顔で働く。
同じ仕事なら、愛想がいいほうが人間関係は円滑だよねぇ。

夜、バンドの件で、神谷君とウチで打ち合わせ。
デモを聴かせてもらう。ふーむ、スタジオが楽しみ。練習しなきゃな。

サマセット・モーム「雨・赤毛」(新潮文庫)読了。
短くてぴりっとした短編集。やや技巧的に計算されすぎかな。
でも今年はとりあえずモームをまとめて読もうかと思う。

▼購入書籍
丸谷才一「文章読本」(中公文庫)
福田恆存「私の國語教室」(中公文庫)
松尾スズキ「大人失格」(知恵の森文庫)


 2003年1月22日(水) 人生に必要な知恵はすべてソルボンヌで学んだ 

ぷるぷるふるえる。

仕事は忙しく、ちょいと残業。どうも調子がでないのは、週明けから寝不足つづきだからなのか。

今日も遠くの友人から郵便物が届く。賀状のお礼らしい。

写真が現像できたんでrisetteのサイトを更新。ついでにタワレコインストアの時の写真もこっそり。
http://www.office-koji.com/risette/


 2003年1月21日(火) みょうばん 

夜中に何度も目が覚める。苦しい。

夜、約束があったのに突然の残業で泣く泣くキャンセル。
写真の現像も取りにいけなかった。プンプン。

何も言うまい。


 2003年1月20日(月) つるかめ算 

1時間くらいは眠れたかな。まぁ深夜2時頃には飲むのを止めていたので、さほどタイヘンでもない。

バイトも眠くならずに終了。

帰ってみると、世界の各地から手紙や電子メールやポストカードが届いていた。


 2003年1月19日(日) 紳士協定 

渋谷nestでrisetteライブの為、昼からその手伝い。
2時入りだったから、夜まで長いな。フレッシュネスバーガー買ってきてもらう。

そうそう、マキタスポーツにも一瞬出演したんだった。
まぁ出演っつうか、リハで初めて練習して本番でぽちっとリズムマシン鳴らしただけ。

そうそう、出てた芸人さんの中では、殿方充がむちゃくちゃ面白かったです。また観たい。

risetteライブは雰囲気が良かったような。
ライブ中は写真撮るために客席の前のほうで移動したりしてたんだが、
そのせいで後ろの人がステージ見えなくなってたりしたのだろうか。可哀相なことをした。

「和民」で打ち上げ。芸人さんや、K社の作曲家さん等と盛り上がる。
さらに「歌広場」で朝までカラオケ。リレー小説を皆で書いたりしつつ。
バイトがあるのでタクシーで帰る。ヘイヘーイ。


 2003年1月18日(土) 崩壊への過程 

散髪。めんどくせえ。

図書館で本を返却後、下北沢ライフライク事務所でバッヂとチラシ作りに精を出す。

高田馬場で大学時代のサークルOB会に顔を出してみる。
難しい年頃だわ。大人同士ですもの。

リゼットの機材抱えて帰宅。


 2003年1月17日(金) ロマンス 

七五調 すら語れもせで 失語症

上野で、所属中のバイトの派遣会社みたいなところの新年会。なかなか良い店じゃないの。
初対面の人に会ったり、(若いからという理由で)いろいろ手伝い。

ほろ酔いで帰る。方南町ブックオフで酔いを覚ます。

▼購入書籍
安部公房「壁」(新潮文庫)
川上弘美「溺レル」(文春文庫)
中上健次「岬」(文春文庫)


 2003年1月16日(木) 振り下ろされた鉄槌 

永眠中。


 2003年1月15日(水) 天竺への道 

熱病にうなされる夢。

W・S・モーム「読書案内」(岩波文庫)読了。
文章がすごく短いのが良い。
作品の欠点を指摘しつつも、具体的な面白さについてわかりやすく解説していて
まるで知人に薦められたかのように興味が湧くのではないか。

▼購入雑誌
「TVブロス」(東京ニュース通信社)


 2003年1月14日(火) 煉獄エロイカ 

日中はため息を100回くらい。窓辺の席で顔を曇らせたまま仕事。

夜、市ヶ谷でToya君とツガイ君を引き合わせて密談。中華食べながら、とりあえずビール。


 2003年1月13日(月) ドリプシ 

数時間で目覚めて、相変わらず与太話の続き。
ニュース観た後、本物の新成人を観察するために外出。

笹塚近辺でひと通りウロウロして満足した後、夕食まで時間があったので
明大の和泉校舎とか本願寺別院和田掘廟所まで練り歩く。
笹塚まで戻って「深大」でとんかつを食べる。うまい。

宇多田のラジオ番組を二人で聴く。


 2003年1月13日(日) のぞみ・かなえ・たまえ 

天気のいい一日。お出掛け日和。

深夜、ダイナブックを提げて岡安が来宅。
こういうのって何年ぶりかなぁと考えながら、ひたすらにバカ話をして朝までゲラゲラ笑い転げる。
テンション高いまま。


 2003年1月12日(土) もやしっこ 

昼過ぎまでゴロリーン。でも冬だからいいのだ。

休日に家にいることが多くなった。
引越し以来、より快適な部屋を目指してきて、それなりの成果をみた、ということか。

映画「バベットの晩餐会」(1987年デンマーク/ガブリエル・アクセル監督)を録画で鑑賞。
原作の幻想的な雰囲気はよく出ているが、ラストの突き放すような残酷さが、少し薄れてるのが惜しい。


 2003年1月10日(金) ウェービーヘア 

青山ブックセンター本店で洋書ビッグバーゲン。
まぁいつもどおり何もなかったけど、雰囲気が好きなだけなので良い。

坂口安吾「白痴」読了。
これはやっぱり、女だったら惚れてしまうかも。
「なんでも五十歩百歩で、五十歩と百歩は大変な違いなんだと私は思う。大変でもないかも知れぬが、ともかく五十歩だけ違う。そして、その違いとか差というものが私にはつまり絶対というものに思われる。私はだから選ぶだけだ。」
(「青鬼の褌を洗う女」より)
福田恆存の解説もかっこ良すぎ!
解説でこんなドラマチックで力強い文を書く人はいないだろう。しかも半世紀以上前!

TBS「高校教師」を観る。
リメイクだと煽っておいて実は続編、というのは、なかなか気が効いていて良い。
まぁ当時は携帯電話のなかった時代だからな。
上戸彩がここまでかわいいとは思わなかったので楽しめそう。

▼購入CD
Benny Golson「Tune in Turn on」(Verve)


 2003年1月9日(木) まるで自害 

布団から出たくないなー。

ぼんやりした一週間。うっとりした一週間。


 2003年1月8日(水) ライブがはねたら 

家を出てすぐ、突如として猛烈な吐き気と腹痛に襲われる。駅では口を押さえつつ人並をかきわける。
午前中は職場でもほとんど死人状態。でも結局おなか下したぐらいで済んだ。午後にはケロリと。

今週は仕事も少なめでラクちーん。

夕食の献立は、ぶりの照焼、白菜とにらの中華スープ。

映画「マイアミ殺人事件/殺しの季節」(1985年アメリカ/フィリップ・ボーソス監督)を録画で観る。
カート・ラッセルもマリエル・ヘミングウェイも凄いカオの役者だよなぁ。見てるだけで笑える。


 2003年1月7日(火) ポルノ・スター 

三羽省吾「太陽がイッパイいっぱい」読了。
例のごとく立読みだけどね。手汗で本が湿ってしまったのは申し訳ない。
この手の青春小説で、最後まで飽きさせられずに読める作品はいまどき珍しい。

やまじえびね「インディゴ・ブルー」(祥伝社)も立読み。
シンプルな絵とストーリーで、わりかし好感。


 2003年1月6日(月) 学年末考査 

「relax」に松本人志が載っていて、しかもしっかりとした面白いインタヴュー。
誰かと思えばインタヴュアーは吉田豪。
コンビニで売ってるし、このぐらいの長さでまとまっていて、
そのへんの人が偶然パラパラっと読んじゃうような状況、というのは健康的だな。
ホント、渋谷陽一(的なるもの)に我々はいかに毒されていることか。
他にも、松尾スズキ、和田誠などのインタヴューが読めてお買い得。
ウソ!800円の雑誌なんか誰が買うかよバカ!

仕事始め。


 2003年1月5日(日) IMONを創る 

夜、うちでプチ新年会。あまりにもプチすぎて没収試合になりそうなくらいの最少人数で。
どうしてもキムチチゲ鍋にしたいってゴネたのに、いざ作ったら食べない、ってのはヒドイよなぁ。

▼購入雑誌
「TVブロス」(東京ニュース通信社)


 2003年1月4日(土) コール天 

昼、下中野の「百年屋」でうどんを食べる。いやー、懐かしいなぁ。

乗車率200%の新幹線で東京へ。うげー。
暖房効きすぎだよ。乗客がみんな赤い顔になってるというのに!

新宿で登谷っちと食事&コーヒー。新年の挨拶など。

年賀状を一番楽しみにして帰ったのに、たったこれっぽっちかよー!プンスカ。


 2003年1月3日(金) ハンマハンマ 

市街中心地へ出掛けてみる。
黒田硫黄がカバーイラストを描いている、三羽省吾「太陽がイッパイいっぱい」(新潮社)を立読み。
さらっと半分くらい読んだけど結構おもしろい。新人ならではの文章&ストーリー。

ブックオフ岡山妹尾店へ寄ったらCDが3枚1000円セール。ついうっかり手が伸びる。

夜中、マイスパレードを聴いていたら、母が「お化け屋敷の音楽」と一言。
こういう思わぬ発想は微笑ましい。

「ダンボールハウスガール」(2001年日本/松浦雅子監督)をTVで。
なんか(格が)一流女優みたいに思われてるけど、米倉涼子は別に一流ではないと思う。
女性監督らしい短絡的なメッセージに終始するヘボヘボな脚本はともかく、映像は意外にも美しい。
ええと、撮影は…篠田昇。他の作品を調べてみると、あーなるへそね、てな感じ。

▼購入CD
Delaware「with the delaware」(HOT-CHA)
MOLOKO「I AM NOT A DOCTOR」(The Echo Label)
Mice Parade「Ramda」(bubblecore)
Jeanette「Cria cuervos」(Rambling)

▼購入書籍
吉行淳之介「街の底」(角川文庫)
T・カポーティ「夜の樹」(新潮文庫)


 2003年1月2日(木) つゆくさ 

丸谷才一「女ごころ」(文春文庫)読了。
文壇の重鎮だし、日本語論とか文章作法とか書いちゃうような人はとにかく
目の上のタンコブというか、どうしても仮想敵にならざるを得ないよな。
むうう、しかしコレ、ケチをつけるところが見当たらないんですね。さすがに。
まぁストーリーを大雑把に説明しようとすると赤川次郎みたいなハナシになるんですが。

「メリーに首ったけ」(1998年アメリカ/ボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー監督)をTVで観る。
1998年か。当時、たぶんこういう映画を観に行くのが一般的な大学生ライフだった気がする。
んで、そういう人達を軽蔑してたんだ。
でも今になって思えば、別に目の敵にするほどの映画ではありませんね。下品だけど。
お色気コメディならもっとB級のほうが好みだなぁ。「超能力学園Z」とか。


 2003年1月1日(水) アシダヴォックス 

謹賀新年。
することないので近所のツタヤへ。
古新田のインポートショップ「トレンド」がなくなってた。潰れちゃったのか…。

姉夫婦が来宅。鍋を囲む。ビール飲みすぎちった。
連れてきた甥(生後4ヶ月)をあやす。鏡を見せると驚いて泣き止むのがカワイイ。

▼購入雑誌
「広告 2月号」(博報堂)

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