2002年10月31日(木) エンドレス予告(本編なし) 

6時起床。ひたすら仕事。おお!(珍しく)よくできたんじゃないのか。
高校3年の冬以来、チラシ蒐集家としてダンボール数箱のコレクションを誇る私だが、
自分で欲しくなるようなモノを作れることは滅多にない。
さっさと入稿用データをメール送信。

ビデオで「『ジャバウォッキー』その他の短編」(チェコ/ヤン・シュヴァンクマイエル監督)を鑑賞。
このクソ忙しい最中でも観る価値のあった素敵な映像。
しかも動きに対するサウンドの感覚が非常に優れている。

郵便局でCD-R郵送。渋谷まで出て、銀行でT/C購入。その他、いろいろと最後の買い物を済ます。
帰って仮眠。

夜、モリノさん来宅。もうひとつチラシ作成。難航して朝5時までかかった上に低いクオリティ。
うー。ショックで寝込みそうになるが仕方ない。データ焼いて渡す。
カバンはまだ空のまま…。


 2002年10月30日(水) ベ平連に死す 

うたた寝しちゃったので朝4時起き。ドンキホーテで買出し。
朝からバキバキ仕事。やばい、終わらないや…。

午後、なんとかケリをつけて下北沢ティンスター事務所へ移動。
でも人が多くて忙しそうだったので、バッヂ作りはまた今度に。
あ、Digi002を初めて触った。
ムービングフェーダーがシャキーン!と動くのは気持ちいいね。

高円寺ペンギンハウスにherのライヴを観にいく。
いやあ、懐かしの音速少年の曲が聴けるとは思わなかったよ。まったり。

ライブ後、奥津くんと待ち合わせて「ふらんす亭」で密談。

スタジオ帰りのモリノさんと合流して事務所へ戻る。
AM0時帰宅。荷造り進捗度0%で半ベソ。

深夜、サガワ社長からTEL。面付けのスペースが余ったからrisetteのチラシ作っていいよ、とのこと。
普段なら喜ぶところなんだが時間がない。明日の朝までの約束で何とかなるだろうか…。


 2002年10月29日(火) ドアは2度叩け 

今日も6時にシャッキリ目覚める。ずっとこうだったらいいのにね。
静かで穏やかな気持ち。サンドイッチとコーヒーの朝。

散髪へ。やべー、前髪が短い。


 2002年10月28日(月) 寝台特急「かにばさみ」 

朝6時に目が覚める。とても天気がよくて気持ちがいい。
午前中はサクサクと仕事。

昼間、立ち寄った100円ショップで岡田さん(と呼んでしまったが旧姓)に偶然会う。
たまに知り合いに会うような街って悪くないね。平和な日常のひとコマって感じで。

携帯電話のバックアップを取ろうと思って、昔もらったソフトとケーブル(×各2社)を試したんだが、
バージョンが古い、シリアルポートがないなど、さまざまな要因が重なって結局ダメ。
バージョンアップもいろいろ試したんだが、時間を無駄にしたよ…。くそ、手で書き写すしかないのか。

映画「ファウスト」(1994年チェコ/ヤン・シュヴァンクマイエル監督)をビデオで観る。
実写、クレイアニメ、人形劇などを駆使したシュールでファンタスティックな作品。
チェコ行くって言ったらオススメしてくれた友人がいたのでね。いやぁ良かったです。
http://www.e-movie.co.jp/mc/movie/200206141824223509_4723442.asx


 2002年10月27日(日) 皿田きのこ 

笹塚図書館で、せっせと旅行ガイドをコピーしたり。
複数の観光案内を参照しつつ、多角的に研究。めんどくせえ。
コルトレーンのCDを借りてみる。車窓から景色を眺めつつ聴こうっと。

新宿へ。電化製品と頼まれてた書籍を購入。
あー、腕時計をひとつも持ってないんだった。買わなきゃ困るなぁ…。

笹塚に戻って森野さんと「牛繁」で焼肉。ごちそうさん。
アイス食うついでに事務所に寄るが、やっぱり眠いので退散。貸してたCDが大量に返ってきた。

▼購入書籍
黒田硫黄「茄子(2)」(アフタヌーンKC)


 2002年10月26日(土) いくつもの汚名と 

何もしてないです。雨で気が滅入る。

吉田修一「最後の息子」読了。
注目の作家ということで。わりとテイストの異なる短編が3篇。
水泳部の高校生たちを描いた「Water」が、禁じ手の連続で、
ううう、普通に考えたら評価は低いよなぁ。いいんですか?

20時起床。睡眠時間が12時間ズレている。いろいろ面倒なのでどっかで直さないと。
買い物行こうにもドン・キホーテしか開いてない時間。
ずっと旅行の下調べしてて気持ち悪くなった。英語が読めないのは損だなぁ。うじうじ。


 2002年10月25日(金) 女囚まつり 

朝早くからカナダ大使館で搬入のバイト。
電車の中は「ハリー・ポッター」読んでる人でいっぱいだった。はー。

ポール・オースター「リヴァイアサン」(新潮社)読了。
続きを知りたくって、読むのが止められないというのは、まさにこういう小説。
でも、読んだ後にまるで何も残らないところがオースター。
そのへんがうまく解説できない理由か。
ストーリーの力、滑稽な偶然性、外的要因によって引き起こされる人生の転換など、
一見、アーヴィングなんかと比較しやすいように見えるんだけど、受ける印象はかなり異なる。
まぁもともとの設定がいつもトリッキーなのもあるけど。
うーん、オースターについて語れることはあまりにも少ない。

▼購入書籍
Ray Chen「JAMAICA」(Firefly Books)
「デザインの現場 2001.8 グッズデザイン」(美術出版社)
吉田修一「最後の息子」(文春文庫)
▼購入CD
DEATH CAB FOR CUTIE「THE PHOTO ALBUM」(bursuk)


 2002年10月24日(木) ジョルト党 

12時就寝、18時起床。あららー、よくないですね。

TBSドラマ「真夜中の雨」を観る。
テレビなんて1ヶ月半ぶりくらいに見たよ。
「振り返れば奴がいる」に限らず、どっかで見たような役の出演者ばかりでオモシロ。


 2002年10月23日(水) フォン・ド・某 

ぐっすり眠れるねー。ここ数日、あまり悪い夢も見ない。
お金持ちになるとか、美女に話しかけられるとか、わかりやすい夢ばかり。

夜、半蔵門のTOKYO FMへ。
risetteのプロモーションで、有線の番組の収録があるということで。
で、まぁなぜか僕もナカヤマさんとトークをしてきましたよ。メンバーじゃないのに…。
【中山加奈子のNO LIMIT】
http://www.usen440.com/template/B1t.swt?data=../CG/u-wide/nakayama_a&data2=../CG/u-wide/nakayama_b

笹塚に戻って、これまたなぜか佐川社長宅で、きりたんぽ鍋をご馳走になる。

「漫才バカ一代」のチラシ制作。イラスト描いてもらったので非常にラクでした。
今後もイラストは自分で描くのやめようっと。下手なんだし。

▼購入雑誌
「TVブロス」(東京ニュース通信社)


 2002年10月22日(火) 長寿という病 

朝から森野さんと新宿JAMへ。TiNSTAR関係の人々でレコーディングの講習会?
MOTU828と896を使ってWin/Macでそれぞれ何chまで同時に録れるか実験。
マイクやDAWソフトも色々変えて試す。
使ったことない、とか言ってる場合じゃないんだねー。今後は何でもその場で対応できないと。
とても勉強になりました。現実的に言って、かなり充分なREC環境になりそうだし。
いやしかし、昔じゃ考えられないような録音機器の進歩だよ。

高田馬場「ティーヌン」でトムヤムラーメン。
大学のそばだったのに、一度も食べに行ったことなかった。大人の味だな。おいしい。

電車で下北沢シェルターへ。今日もpeleのライヴ。
余裕だと思ってギリギリで行ったら、ものすごい数の客で長蛇の列。
herの3人も来てた。ていうか、僕がライヴ会場で偶然会う人はいつも決まっているな。
toeはそんなに面白くなかったなぁ。Savarahは歌が…。
peleは大体昨日と同じ曲目。客は今日の方が断然盛り上がっていましたが。

▼購入CD
pele+toe「pele/toe split CD ep」(disign)


 2002年10月21日(月) ナニワちゃんエンクロージャ 

シェイクスピア「ハムレット」読了。
やー、福田恆存の訳が名文ですな。キチガイっぷり満載の台詞がおかしい。
中世ヨーロッパに生まれたらよかったなぁ、と時々思うことがありますね。

録画してあった「バッファロー'66」(1998年アメリカ/ヴィンセント・ギャロ監督)を観る。
あ、スチルで観たことあるショットばっかりだわ。そういう意味では優れた映像作品なのかも。
内容は普通。わるくはないんでないか。

夜、雨の中を渋谷ON AIR WESTへ。peleのライヴ。
あんまり客は盛り上がってなかったけど、こんなもんですか?
おそろしくルックスの悪い外人たちでしたが、まぁ音楽は素晴らしい。
ムリヤリ連れてこられたイジメられっこみたいな新メンバーがiBookでノイズ出してて、
タンバリン持ってぴょこぴょこジャンプしてる他は、さほど役に立ってないのも良い。
54-71は3年ぶりくらいに観た。客の数が増えたほかは、あんまり変わってないと思う。


 2002年10月20日(日) オリジナル責苦ワールド 

心身ともに絶不調で一日中眠りっぱなし。
布団もジメジメしてるし、いやなことばっかり。

夜中にゴソゴソと制作。頼まれてないことばっかりやってるな。あーあ。


 2002年10月19日(土) ごましお免許 

予定が空いたのでrisetteの撮影に立会い。
昼から、メンバーとTiNSTAR久保田さんとで、あちこち場所を探してウロウロ。
予定通りにスンナリというわけではないが、思わぬ偶然もあったりしてヘンな写真も撮れたのかも。
都内をけっこう移動したので疲労したよ。

新宿JAMで現像した写真を選ぶ。悔しいんだが、どれも決め手に欠けるね。
あ、JAMの近くでスタジオ帰りのherの3人に会ったな。ライブ行きますよ、なんて立ち話して別れる。

PM9時半、帰ってグッタリ。信じられないような尿の色。


 2002年10月18日(金) 自分を他殺!? 

唐突にバイトの終わりを告げられる。や、明日までのつもりだったのにさ。
夜はデリバリー先の代官山から直帰という、あまりにも最終日らしくない結末。
さてさて、明日から再びムッシュ・ムショクです。

高校の同級生が岡山から出張で東京へ来てて、
帰りそびれたので急遽泊めてくれ、と連絡アリ。妻帯者。
飲みに行った後、別の友達をアドヴァイザーに迎えて3人でちょっと遊ぶ。あははん。

AM1時半に帰宅。仕事がドンドン溜まっている。

▼購入CD
pele「enemies」(Polyvinyl)


 2002年10月17日(木) 3・3・7病気 

なんだかんだで朝まで起きてたな。
カサイに国際電話。向こうで乗る便を調べてもらう。
旅行代理店と入金手続きなどの最終確認。

バイトは19時であがらせてもらう。
笹塚に戻った足でCARNETの打ち合わせ。今後の更新など。

コンビニで今シーズン初の鶏鍋セットを買ってきてグツグツ。
夜中に森野さんが来宅。新譜を聴いたり、アイス食べながら打ち合わせ。
土曜日の撮影のロケーションとか。
行ったことない場所の景色に期待するのは無理があるのかなー。

ベランダで洗濯中に雨が降り出す。あれまー。諦めて眠ります。


 2002年10月16日(水) 男女の機微 

あちこち電話。まる一日かかって、飛行機のスケジュールがとりあえず全て決定。
まったく、誰かに決めてもらいたいよ。どこに行ったっていいんだからさぁ。
とりあえずカサイに報告すっか。

夕方、岡山の友達から久しぶりにTEL。
用件がはっきりせず、何を口ごもっているのかと思えば、やっぱりアレですよ。
…結婚式のお誘い。おめでとう。

パナソニックのポータブルCD(MP3)プレイヤー買おうかなぁ。赤いやつ。
http://prodb.matsushita.co.jp/products/panasonic/SL/SL-CT700.html
ホントはiPodかNOMAD Jukebox Zenにしたいところなんだけど、
まぁコレも持ってて損はないアイテムかと思って。安いしさ。
や、CDウォークマン持ってるんだけど、ボールベアリングが調子悪くて
すぐ止まるし、レーベル面にキズがつくんだわ。悔しいけど、もはや直りそうにない。

そういえば、代々木のドコモビルの壁面に時計が付いていた。
直径17メートルだってさ。たしかにあそこに時計があるのは便利だな。
巨大資本主義の象徴といった趣きの、見るからに邪悪な塔だったけど、コレで少しは親しみやすくなったか。

夜どおし、だらだらと仕事。


 2002年10月15日(火) 瞳・元気 

朝5時ごろ目覚める。あー、2日フロ入ってねえじゃん。
起きてシャワー。つけめんを茹でる。
つけめんブームなの?スーパーで各社製品が山積みしてあったので買ってみた。
つけめんの意図がよくわかりません。途中でぬるくなっても同じ目的の食べ物なのだろうか?

早朝から旅行会社のサイトなどで調べモノ。今さら…。
メールで問い合わせ数件送る。空席状況確認。

バイト。しゅぽしゅぽと湯気を出しながら働く。ぽぽぽー。
晩はオゴリでパスタ。わーい。
バイトの終了日も決定した。ふー、まぁ思ったより旅行準備期間が取れそうなので一安心。
別に旅行だっていつ行ってもいいんだがね。

笹塚駅で突然の雨。本屋で足止めくらってたら森野さんが近くにいたので立ち話。
即席スタンディング打ち合わせオーライ。
缶バッヂ、漫才チラシ、DM、フライヤー、WEB、アー写、ライヴ、ジャケットの色の件などをまとめて。
カサ買ってAM1時帰宅。さあ働くぞっと。


 2002年10月14日(月) 未曾有の大復興 

休みがうまく使えないんだなー。
ひとりであれこれ考えるも、どうにもうまくいかねえっす。ちっくしょー。
仕方なく布団でフテ寝。ごろにゃーん。

夕方、toya君がおでんとビールを手土産にやって来る。ありがとさん。
用事が済んだら、あっさり帰っちゃったけど。

夜、読書しつつ、ついウトウト。今日も終わりなのか…。

▼購入書籍
中上健次「讃歌」(小学館文庫)
シェイクスピア「ハムレット」(新潮文庫)
「現代思想 vol.23-04 可能世界/固有名」(青土社)
「批評空間 II-18 トランスクリティークとしての脱構築」(太田出版)


 2002年10月13日(日) あぶない少年II 

♪ほんわか ふんわか ほんわかほい〜 たこの八っちゃん ほれきたほい

いい気分で眠っていたら電話がけたたましく鳴る。
そういえば昨日から着メロを新しくしてみたのだった。
んで、なぜかバイト先から。
「まだ来てないの?」って。え!?今日休みで明日出社だと思ってたんだけど…。
どうやら怒ってるようなので、曜日を間違えてたことは誤魔化しつつ、
寝坊ということにしてダッシュで家を出る。

そりゃあんた超ブルーですよ。
MDで中島みゆきを聴きながら涙を堪えて会社へ。切なすぎ。

…うなだれつつAM3時半、車で送ってもらって帰宅。今日の予定は全部すっとんだ。


 2002年10月12日(土) 写経女 

昼過ぎまで眠る。うー、ホントに久しぶりによく眠った。
心なしか肩も軽くなったような。
キャッチボールしたいねー。女投げじゃない女の子がいいよな。

渋谷some of usへ。
へー、こんなところに移転していたとは。
ワルシャワ時代から、けっこうゆったりしたスペースの店内配置なのが嬉しいね。
洋書バーゲン開催中だったので、今日も新宿の青山ブックセンターへ寄ってみる。
まぁ重い本を次々に開いて、掘り出し物を探すのは疲れるよ。どうせろくなものはないんだし。

夜から(朝まで)バイトの予定だったけど、「やっぱ今日は来なくて大丈夫」とのこと。
笹塚に帰って、甲州街道の「布美よし」で定食。ゴハンをおかわり。
焼魚が食べられるし、夜中も開いてる店なので、今後もお世話になりそう。

帰ってCD聴いたりして、珍しくリラックスタイム。
2連休なんて1ヶ月ぶりじゃん。びよーん。

▼購入CD
pele「teaching the history of teaching geography」(some of us)


 2002年10月11日(金) それとなく伝えてくれないか 

中国のみなさん、ビンチー・ブーです!

仕事帰りに新宿ABCへ。
いつも同じマンガを立読みしてるような気がするな。そろそろお金払って買おうかね。
旅行ガイドなどを買い込む。これで早くスケジュール立てなきゃ。
「IDEA」誌が中島英樹特集。突然セルフヌード。ふはは。みうらじゅんかと思った。
「月刊インリン・オブ・ジョイトイ」。
インリンは別にどうでもいいんだけど、公式ページはけっこう面白かったです。
タワレコもひととおりチェック。

PM10時帰宅。
昨日もらったトムヤム麺をズルズルとすすりつつ、いろいろと溜まってる雑事をテキパキとこなす。
今週、多忙な時に考えてたことが沢山あったはずなんだけど、帰ったら全部忘れたよ。

▼購入書籍
「個人旅行(19) ヨーロッパ」(昭文社)
▼購入CD
CASSIUS「AU REVE」(HBF/JUSTICE/VIRGIN)


 2002年10月10日(木) バリブルーン応答なし! 

福田恆存「人間、この劇的なるもの」読了。
シェイクスピアの「ハムレット」論から始まり、
自由や個性の獲得を人生の目的とする現代人の欺瞞を厳しく批判する人間論。
中でも圧巻なのは、葬儀という儀式的行為における、遺族と会葬者の演技性に着目し、
日常的な時空からの断絶と、生と死の同時存在によって味わいうる全体感の獲得、という意義を暴き出すくだり。
やたらと文章がドラマチックなのは流石です。目からウロコ。
もっと早く読んでれば、なんて思ったが、結局この歳にならないと理解できなかっただろうね。

解説は弟子の松原正。大学時代に松原の授業とってたんだよなぁ。
(著名な先生ということで)興味深く受けていたけど、今思えば当時は「何もわかっちゃいなかった」ってことで。

夜中、AM0時に帰宅。
事務所で、サンキュータツオさん、三平×2さんと「漫才バカ一代」のチラシデザインの打ち合わせ。
AM4時就寝。

この3日間、日記書くヒマは皆無でした。


 2002年10月9日(水) 彗星でランデヴー 

通勤時間の分だけ余分に眠れる。
昼と夜の社員食堂のメニューだけを楽しみにしつつ一日を過ごす。
朝から夜までに100歩くらいしか歩いてないかもよー。

AM1時終了。
家の用事もあるし、なんとかタクシーで家まで帰らせてもらったのだが、領収書を失くす、という大チョンボ。
あーあ、4000円の損失ナリ…。イテテ。
なにやってんだか。

▼購入雑誌
「TVブロス」(東京ニュース通信社)


 2002年10月8日(火) てんぷらリップグロス 

ふんにゃかふんにゃか。釈由美子です。

トルーマン・カポーティ「遠い声 遠い部屋」読了。
大学1年の時に読みかけて、当時はサッパリ読めなかった一冊。
フォークナーもそうだけど、アメリカ南部を舞台にした話は
どうも地理のイメージができないので苦手でした。
別に北部ならわかるってわけじゃなくって、
嘘でもなんでも、破綻なく想像できるかどうか、という意味で。
あと、やっぱりこういうゴシックぽい雰囲気が受け付けられなかった。
それで、長いことカポーティは敬遠しながらきたんだけど、
本棚の“積読”状態になっている本の中では一番古いものなので、なんとなく今になって読んでみた。
ふむふむ。
村上春樹の新作を読んで、なんとなく歯痒い感じがしていたのは
こういった、現実から非現実への「境界越え」の書き方だよね。
村上は、近作においてその境界を、より意識的に書こうとするゆえに、
もはやその非現実性は失われつつあるように思える。
その点、「遠い声 遠い部屋」における、この種のファンタジックな描写の威力は凄まじい。
もちろんカポーティもこの作品を書いたときには、まだ22歳だったのだし、
そのあたりは若さの賜物だとは思うんだけど。

バイトはこの日も会社に宿泊。


 2002年10月7日(月) 二点透視図法 

10年目の一日。
忘れないように、と書き留めておいた日付とか、
くしゃくしゃのままに取ってある伝言など。
直感にしては冴えてたのかもしれないが、
先のことなんて考えなきゃ(もっと)よかっただろう。

「人間というものはあらゆることをいきなり、しかも準備なしに生きるのである。それはまるで俳優がなんらの稽古なしに出演するようなものである。しかし、もし人生への最初の稽古がすでに人生そのものであるなら、人生はなんの価値があるのであろうか?」(ミラン・クンデラ)


 2002年10月6日(日) ホテル「北まくら」 

夕方、笹塚図書館へ。
しょっちゅう行ってるような気がするが、返す時にいつも2週間くらい延滞してるので、月1ペースか。
閉館間際だったのであわてて適当に借りる。旅行ガイドブックなど。

夜、森野さんが来宅。
マキタスポーツのライブDM制作。急ぎの仕事なのでカタカタと作業。
終わってからドン・キホーテへ。トムヤムクンとタイカレーが食べたいね、という話。今度作ってみるかな。
AM5時帰宅。


 2002年10月5日(土) ロジカルアレルギーアワー 

仕事で静岡まで。しかも夕方からで、なおかつ現地集合でいいとの事。
せっかくなので早めに家を出る。
昼頃、新幹線で静岡駅へ。初めて降りる街ってのはどこでも楽しいものだ。わくわく。

とりあえず両替町のレコード屋「CORNERSHOP( http://www2.tokai.or.jp/corner-geru/ )」へ。
やー、住所わかってたのに、なかなかお店が見つからなくてウロウロしちゃった。
ようやく探して中へ入ってみたが、結局これといって食指は動かず。

それから僕はブックオフへ向かったのです。えへん。
南口から15分ほど歩いて静岡馬渕店へ。
地方のブックオフはいろいろとクセがあるものなんだけど
ここはやたらと広いわけでもなく(かといって狭くもなく)、
市街中心部に近いからか、品揃えもあまり偏りがなくてつまんないな。

夜6時、会社の人と待ち合わせて、得意先へ。
さらに東京に戻ってから、夜を徹して作業。
お土産を皆でつまみつつ、ひたすらもくもくと進める。朝6時終了。電車で帰宅。

そういえば、夜更かしとか不摂生をしてもニキビなんてほとんど出なくなったよなぁ。
まぁラクなことには違いないが、歳をとったのを実感します。

▼購入書籍
ドストエフスキー「地下室の手記」(新潮文庫)


 2002年10月4日(金) 子供たちよ! 

おい、暑いじゃないの。また夏か。

昨日はなんだか同情を買うような日記でよくないですね。
喉元過ぎればなんとやら、ですが
これからもドンドン吐くぞ!“弱音

帰りに、市ヶ谷「ちりめん亭」でtoya君と夕食&ビール。
去年の9月までは、まだ市ヶ谷で働いてたんだよな。あれからわずか1年とは…。

夜、事務所へ行って森野さんと番井くんと、毎度恒例の音楽活動および与太話。
(期待できそうな)デモを録りはじめたので帰る。AM2時半。


 2002年10月3日(木) あまつさえ 

朝からフラフラ。平均でも4時間ずつくらいしか眠ってないのではないか。
いつもに増して目は見えないし、大きい音や電車の揺れで心臓がズキズキと痛むし、
階段では転びそうになるし、会社に着いてみたらズボンのチャックは全開だし!
…ということで、せっぱつまってしまいました。
午前中は嫌なことばかり考えてしまう。

まぁ幸運なことにバイトはラクだったので、大人しくして体力回復に努める。
午後からは気分もよくなった。

夜中、時間がやっとこさ空いたので、risetteのページ( http://www.tin.st/risette/ )更新。

▼購入書籍
安岡章太郎「花祭」(新潮文庫)
W.S.モーム「読書案内」(岩波文庫)
オー・ヘンリー「オー・ヘンリー傑作選」(岩波文庫)


 2002年10月2日(水) ケサラン・パサラン 

2時間くらい眠る。
天気が非常にいいので朝から洗濯。バイトへ。
まったく苦しい日々の連続ですなぁ。ほんとにもう。

またしても泊まりこみ作業になりそうだったんだが、
夜中に仕事があるのを思い出して、今日だけ早めに帰らせてもらう。はー、やれやれ。

帰りに、方南町ブックオフへ寄る。
ガサゴソと買いあさりながら、これはちょっと病気かも、と思った。
いやー、あきらかに今の精神状態と、古本屋に行くという行為の間に因果関係がみられるので。
むううう。でもさ、ヤケ買いしても1000円くらいなので別に被害はほとんどないんですが。

帰って仕事。更新作業。
こういう状況だと、いろいろとミスが重なるものなんだなー。あらまー。

▼購入書籍
モーリス・メルロ=ポンティ「メルロ=ポンティ・コレクション」(ちくま学芸文庫)
夏目漱石「硝子戸の中」(岩波文庫)
吉行淳之介「美少女」(新潮文庫)
吉行淳之介「唇と歯」(角川文庫)
福田恆存「人間・この劇的なるもの」(中公文庫)
黒田硫黄「茄子(1)」(アフタヌーンKC)


 2002年10月1日(火) キナコGP 

眠くてイカンなぁ。
台風の気配すら感じられない地下室。
あ、気象の影響か、携帯電話の電波状況が乱れてるような気がしたな。
おかげで、半日で充電が切れそうになった。

PM11時帰宅。

バイトの給与明細が郵送されてくる。
ほほう、一ヶ月で220時間かー。残業が全部つくなんて気前いいこと。
チキンクリームパスタを食べる。

©2002 YKO hirai@office-koji.com