2002年7月31日(水) フットケア用品
探してたものが手に入りそうになり、うっかり口を滑らせたことで誰かに伝わり、
どこかで読んだような日記を書きながら、あの人は今、と思ってみたりもしたのだが、
答えはすでに決まっていて、ただ電話の向こうの声だけを待っていた次第である。
仕事仕事。
さっさと終わらせて正解でした。スムーズに終了。大感謝。
フリーの仕事とはいえ、誰かがスケジュール管理してくれるとラクだよやっぱり。
今月の反省。
反省と言いつつも、毎月が自己弁護じゃないか。
でもホントは赦す人も咎める人も居やしないんだ。
アーサー・ランサム「アーサー・ランサムのロシア昔話」(白水社)読了。
んーとね、幼少期に外国の民話が大好きで。教訓的でもなんでもないやつが特に好みでしたね。
買ったばかりの川田順造「聲」読了。
「声を発することは、声を発するという行為を支える状況性と、声を発する者の現前性と、声の向けられた相手の特定性とをまきぞえにして成り立っている。」
かっくいー。
そして、かっこいい研究をする人はとりあえず文化人類学者と呼ばれるのだ。
▼購入書籍
川田順造「聲」(ちくま学芸文庫)
ザミャーチン「われら」(岩波文庫)
H・P・ラヴクラフト「ラヴクラフト全集(3)・(6)」(創元推理文庫)
2002年7月30日(火) 人はいつでも
いつのまにかこんこんと眠っていました。
ジョージ・ルーカスに怒鳴られる夢と、戦争が始まった瞬間に敵も味方も全員が逃げる夢を見ました。
起きてみると、洗濯機の中には前日に洗い終わった洗濯物が放置され、
台所の流しには2日前のゲロがこびりつき、仕事の催促の電話がたくさん掛かってきていました。
最近はどうも言い訳や言い逃ればかりしているな。悪い癖だ。あとで全部自分に返ってくるというのに!
午後、バイト本採用の電話。やれやれ。
映画「舞台恐怖症」(1950年イギリス/アルフレッド・ヒッチコック監督)をビデオで観る。
ヒッチコックはけっこう観たような気がしてて、ここらでベスト10でも発表しようと思ったんだけど
ちゃんと数えたら21/53本で、半分も観てないんじゃん。まだまだ先は長い。
本屋で「アルカディア」というゲーム雑誌を立読み。wacタン。
事務所行ってrisetteのHP打ち合わせとMixのデータ整理作業。ジャケのクレジットも考える。
帰ってテレビつけたらスカパラとドラヘビが出てた。うんうん。
そういえばずっと音楽番組も観てなかったし、
CD聴いてばかりで、演奏を「観る」機会がここ2年ほど極端に少なかったかも。
よっしゃ、頑張るよ。
2002年7月29日(月) 表情の陰影
さくっと起きて仕事へ。
いや、そしたら仕事じゃなくってさぁ、2次面接って感じで。マジ?
「また連絡します」ってのは不可の場合もあるってこと?
プンプン。短期バイトでそんな時間かけてる場合じゃないでしょう。
ということで、さっさと終わったので中野へ。
FUJIYA AVICなど。BOOK OFFでネタ探しして、バスで帰る。
なーんか疲れちゃった。どよーん。
▼購入CD
COLOR FILTER「ルミネセンス」(INIT)
▼購入書籍
吉行淳之介「恋愛論」(角川文庫)
2002年7月28日(日) 小スキピオ
朝6時、ノドがカラカラで声も出ない。完全に脱水症状。
冷蔵庫まで這って麦茶を飲む。
飲んだ瞬間、全身から汗がダラダラと流れ出す。(今夜も異常発汗?)
そして襲う猛烈な吐き気。仕方なく台所の流しで嘔吐。
事務所でTシャツ包装+ラベル作り。
んで午後から新宿JAMでrisetteライブの手伝い。物販とか。
胃がムカムカして辛いので液キャベ飲む。
Tシャツは完売が目標だったのにな。ま、余りは通販へ。
ライブのお客さんは多くてよかったんじゃないでしょうか。
「志ろう」で打ち上げ。昔JAMでイベントやった帰りによく来てたっけ。
まぁメンバーも同じようなものですが。スペシャルゲストを囲んで談笑。
なんだかんだで(無職パワー?)、朝まで飲んで帰る。
重量14kgのキーボードを担いで運んだら、肩がうっ血。
2002年7月27日(土) 京都財テク殺人事件
12時に起きようと思ってたのに11時に起こされた。
今日はTシャツくんの出番ですよー。おーい。
とりあえず新宿の東急ハンズまで出掛けてインクと包装用ビニール袋を買う。
事務所に戻って、スクリーン製版してるうちに番井くんも到着。無条件で手伝わせる。
雙葉Tシャツ(売れなかった…)の反省を踏まえて、なおかつ強気の28枚作成(うち2枚印刷失敗)。
水性インクの白は目詰まりしやすいねー。イヤーン。やっぱり油性だよ。
あー、絨毯に油性インクをこぼしちった!その他、とにかく作業してると部屋がどんどん汚くなる。
夫婦喧嘩、もしくは子供が大暴れしたような惨状。
しかし、面倒なアイロン掛けとか片付けは全部任せて(非人道的行為)、恵比寿へ。
恵比寿の「でですけ」で、旧バイト仲間のデザイナー集会。
そういえば今では全員違う場所で仕事をしてるんだな。
まぁ近況報告したり、一緒に出来そうな仕事をお互いに頼んだりという感じ。ザ・コネクション。
うっかり気分よくなって酔っ払う。
ヘロヘロで下北沢からチャリで帰ったらしい(記憶ナシ)。
ベルリンからかっこいいポストカードが届いてた。
2002年7月26日(金) タブクリア温泉
ポクポク〜。よく眠った。眠りすぎじゃん。
あたた。昨日の労働で久しぶりに筋肉痛。かなり重いもの持ったからなぁ。
午後から、自宅でダラダラと仕事。入稿用のデータ整理。
午後5時半、そろそろ来週の職探しのことを考え始めて、憂鬱になりかけたところへTEL。
火曜日に面接したところから。
希望は長期だったが短期の採用でもよいか、との事。
もちろんふたつ返事で了解する。10月中旬までだってさ。2ヶ月半。
おお!お金貯めて、丁度良く秋に海外旅行できるじゃーん!ワオワオ。
もちろんその後、あっという間に無職に逆戻りなんだが、
それはその時になって考えよう。
面接で受けさせられた校正のテストの点が非常に良かったらしい。
ははは。なめんなよー。校正なんてカッパの屁ですよ。
…と昨日まで弱気だったのに急に気が大きくなってみたり。
さて、ビールでも飲むかな。
相変わらずDirtyradio聴いてます。たのしい。
今日はNotwistというドイツのバンドが良かった。
なんか情報に疎くなってるなぁ。もう雑誌とか読んでも把握しきれないしさ。
その昔、ビデオの録画ボタン片手に、BEAT UKを毎週チェックしてて、
わずか数十秒のビデオクリップから、自分の耳だけを頼りに
新しい音楽を探してた時期のことを思い出すよ。
年に何曲かしかないんだけど、聴いた瞬間に買いに行きたくなるような曲があったりして
アルバム買ってみたら大正解でガッツポーズとかさ。
ホントはやっぱりそうあるべきだね。
雑誌レビューやレコ屋の店員コメントとかをアテにしないで生きていけたら。
冷蔵庫に玉子が余ってたので、永谷園の「ニラと玉子の広東炒め」を作る。
いやぁ、麻婆豆腐の素とかチャーハンの素とか、
「残り物と混ぜてあっためるだけで料理した気分になる」商品が好きなのです。
出来たてでホカホカだしね。激ウマー。
夜中、森野さんにiBook持ってきてもらってMac用にデータをコンバート。サンキュ。
その後、2人でrisetteのTシャツのデザインを考える。
うんうん。1色ですっきりまとまった。しょーもない会話からグッド・アイディアが出たよ。
AM5時半就寝。
2002年7月25日(木) 新毒婦
朝7時に事務所へ。
ちょちょっとCD焼いてから、モリノ氏と車で栃木まで仕事へ。
この車、エアコン壊れてて効かないんだよね。曇りとはいえ、やはり7月は暑い。
汗を滴らせながら、事務所の同居人に借りたBOSEのAWMで音楽をガンガン流して国道を行く。
4時間かけて昼過ぎに到着。ぐったり。
帰りは高速使ってとっとと帰る。しかもエアコンが突然復活。快適だー。
蓮田PAで食べた「小ハゲ天」の天丼が美味しかったです。
家に戻ると、ルクセンブルグ大公国からポストカードが届いていた。
欧州旅行中に写真を撮っててくれているだろうか。
2002年7月24日(水) 焼けない、パン
朝8時に、徹夜明けの番井&森野チームがデータ持って来宅。ごくろうさま。
引き続きrisetteのレコーディングを進める。主にキーボード、MIDI関係。
まぁこっちのほうがスペースは広いしな。クーラーのあるところで仮眠も取れる。
めずらしく機材の調子も良く、ストレスの少ない環境でゆったりと作業。
うーん、近所に音漏れしてないか、ということだけが心配の種。
交代で働いて、気が付けば夜10時。
笹塚の「菜花寿賀(なかすか)」で広島風お好み焼きを食って解散。
雨の中を小走りで帰る。
ひとりで今日の続きと翌日の準備。AM4時半就寝。
2002年7月23日(火) 窓辺のラ・ドンナ
お葬式や入学式・卒業式など、
人が集まっていて、なおかつ皆が神妙にしている場所にハエが一匹飛んでくる。
誰かの頭の上にとまったり、グルグルと旋回したりして、目障りなことこの上ない。
男はとりあえず自分のところから追い払おうと、手を振ったりして努力するのだが、
いくら追い払っても、ハエはまたすぐに彼のところへ戻ってきて回りを飛びまわる。
皆が同じ格好をしていたとしても、ハエにはちゃんとわかっているらしい。
何度か繰り返すうちに、やがて周りの人の忍び笑いと囁き声が聞こえてくる。
「あの人、ホントは不潔なんじゃない?」
「どっか臭いのね。」
そのハエにたかられる男が、僕だ。
朝、2時間ほど眠る。履歴書書いたりして面接の準備。昼から秋葉原へ。
いきなり抜き打ちテストとか受けさせられたよ…。まぁ事前の準備は抜かりないので大丈夫。
書泉ブックタワーで立読み。
その後新宿に戻って、ルミネ2、ルミネ1のABCをはしご。
本屋ばっかり行ってるような気がするね。
昨日録画しといた「濱マイク」。
2002年7月22日(月) 整理整頓
ひさびさにキッチリ家で睡眠。今月、電気を消して眠った日はわずか数回だな。
しっかり眠ると仕事の能率も違うのにね。
仕事探し。うーん、かなり深刻なモンダイだ。
気になってるうちは何も手につかない。
タイトル決まったので、risetteのジャケットを作り始める。
紙とかインクをちょっと豪華にしたいという希望。
夕方、笹塚でCARNET打ち合わせ。
その後、万全の体制(短パンとか)を整えて事務所へ向かう。
眠くもならず、ドトウの11時間Mix。
トラック数のわりに、けっこう時間かかってるよなぁ。まだ1曲分くらい。
明日はツガイくんにタッチ。あとよろしくね。
で、帰ろうと思ったらお腹こわした…。ぅぅぅ。
これじゃ排便途中君だよ。もじもじ。
AM7時半帰宅。2日ぶりにフロ。
▼購入雑誌
「フロムA」(リクルート)
「an」(学生援護会)
2002年7月21日(日) 屍のパーティ
脳の中に砂が詰まってるような気分がずっと続く。
AM10時帰宅。仮眠。
午後、新宿ルミネ1のABCで資料をあさる。
新宿JAMで少しrisetteのスタジオ練習を覗く。
懐かしの長浜食堂でメシ。
近所なのでubuk@t@君の家に寄る。
噂に違わず、びっくりするようなマンションで、
もはやテレビドラマを超えた非現実的居住空間。
最近のデモを聴かせてもらう。…おおお!これは!
しかし事務所に戻ったところでダウン。バッタリ眠る。
肝心なところでカラダが動かないなぁ。
作業は明日にして、とぼとぼと帰る。
気が重い。猶予期間は短い。逃げ場もなし。
解放へのカギはどこにある。
2002年7月20日(土) 私立細切高校
今後の仕事に備えて、フォントの整理。
一晩かけて、3000種類以上の書体をチェックしてたら気持ち悪くなった。オエー。
PAUL NEWMANというバンドが良い。インストだし、音もPeleに近い。
思わず試聴用のMP3をネットでかき集めて(7曲)CDに焼いた。
AmAnSetのジャケットのデザイナーについて調べてたら、このバンドのメンバーだったので。
土用の丑の日ということで、事務所に行って、モリノさんとツガイくんと3人で、うな丼を食べる。
あのね、恥ずかしながら私の育った家庭では、うなぎ半切れを一家4人で分けて食べてたんだよ。
しかも年に一度だけ。
えーと、1人あたりに換算すると寿司の上に乗るようなサイズのが2切れくらい。それにタレと山椒。
それが普通だと思っててさー。
おかわりしても、次からはもちろん白いゴハンだけでね。
うん、タクアンくらいの量しか食べたことなかったなぁ。
常々、家庭内の食事におけるおかずの量には疑問を抱いていたんだけど、
ことうなぎに関しては、今考えてもちょっと不思議だな。
えー、一晩中risetteのMix作業。飽きたらツガイ君と交代で。
交代しながらミックスダウンするのは好きだね。ちょっとずつパズルを解いてくような感じでさ。
ミックスというのは、1曲あたり20時間くらいまでは、時間かけるほどに良くなっていく可能性があると思う。
何が根拠かは分からないけど、経験的に。
2002年7月19日(金) ちょうはあかぐり
ダミだ〜。クソみたいな日記しか書けない日々。
チキショー、人生は愉快なことばっかじゃないぜ。
アイス、ジュース、そうめんのローテ。夏バテ街道をひた走る。
夕方ふたたび、白金台へ。
バイト中にうっかり手首に切り傷つくっちゃってさ、
これじゃためらい傷みたいですよ。リストカット100。
恥ずかしいので人目を避けながら家路につく。タメ息。
dirtyradio( http://www.dirty.org/ )をずっと流しっぱなしにして作業。
ストリーミングラジオってのは悪くないね。もちろん選曲が趣味に合えばのハナシだけど。
Interpolの"PDA"という曲が、音質悪いんだけど、かなり良かった。ふんふん。
あとはFlaming Lipsの新作とかね。
2002年7月18日(木) ロバロック
はあ。何にも憶えていない。
朝方にぱぱっと仕事を終わらせて、確認が取れたのでまるまる一日予定が空いてしまい、
こりゃ何かしなきゃってんで、当てもなくどっかに出かけたような気がするんだけどね。
炎天下の中をひたすら歩いて、足が棒のようになったので
帰って布団に上に倒れこむとそのまま記憶がクラッシュ。
冷蔵庫には昨日の晩ゴハンの食材が残っていたのだった。
2002年7月17日(水) 古代のチーズ 蘇
なんとも内容の薄い一日。これじゃ人間以下だぜ。
朝、白金台の八芳園でバイト。むにゃむにゃ。
終わってすぐ帰る。まだ午前中。
クーラーの効いた部屋で、レモンシャーベットとアツアツの餃子を食べて、至福の時。フハハハーッ!
映画「地上最大の脱出作戦」(1966年アメリカ/ブレイク・エドワーズ監督)をテレビで観る。
いわゆる戦争コメディね。まぁまぁ。これは吹き替えが良い。
夕方、図書館へ。
▼購入雑誌
TVブロス(東京ニュース通信社)
2002年7月16日(火) 窓際のダッコチャン
ピーポーピーポー。救急車よ、わたしを連れて行きたまへ。
昼、とりあえず面接に行くには行ったがダメ。ブッブー。
わりと準備していったんだけど、そういうのはことごとく外れるなあ。まぁこっちが甘いんだけど。
メールで問い合わせたところもダメとのこと。
今週の就職活動オワリ。
開き直って、新宿紀伊国屋でヘビーに立読み。
仲俣暁夫「文学:ポスト・ムラカミの日本文学」(朝日出版社)読了。
いやぁ、J文学も含め、最近の日本の作家を幅広く取り上げていてね、
かなり見通しが良いと言うか、フラットな視点で好印象。
構成・相庭泰志「吉行淳之介をめぐる17の物語」(ベストセラーズ)読了。
マイ吉行ブーム。こういう風に、死んでから語られたいものだな。
あとさ、吉行和子は加護亜衣に顔が似てると思うヨー。
夕方、前のバイト先に寄って、手当てを受け取る。社長と面談。
ありがたや。助かります。
歩いて青山ブックセンター本店に行って、また2時間ほど立読み。
天久聖一「バングラデシュ日本」(太田出版)が読めた。中盤くらいまでは、ものすごくいいね。ビビるくらい。
足が疲れてちょっと歩けなくなりそうだったので、宮益坂の「大戸屋」で夕食。ほっと一息。
夜は新しい仕事に取り掛かる。
2002年7月15日(月) バスタオルの奥、胸のふくらみ
朝までフロムAをチェック。あーん、今週もイイのないねー。
思わずパスして次週に期待したくなるが、いかんせん来月の収入は必要で。
なんとか数件電話を掛けてみる。職種はさまざま。行き当たりばったりだな。
午前中、DM作って送信したり、洗濯したり。
昼、パスタ食っても眠くならないので、読書タイム。
ウイリアム・サトクリフ「インドいき」(ソニーマガジンズ)読了。祖父江慎の装丁が楽しい。
http://www.sonymagazines.jp/india/
たまにはこういう軽い本もいいよね。さらっと暇つぶしに読めるので。
内容は、恋人じゃない女の子への下心のために、行きたくもない国に旅行することになって、
あげくが一人で置いていかれて、そっから本当の旅行が始まるという、
なんとも教訓にみちたハナシ。ははは…。
「濱マイク」3回目。
宇多田ヒカルのロングインタビューを読む。!!!!
http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/news/index_j.htm
ホントに最近はこの人のことばっかり考えて生きているので、
自分の中でもかなり、今回の作品についての意味付けや評論が固まってきてるのね。
だからまぁ、本人の発言を読むのは、ある種の確認作業です。
…えーと、彼女の発言には2重カギ括弧が多いと思います。
2002年7月14日(日) 貴 様 は 耳 を ダ ン ボ に せ よ
朝、宅急便の若い配達員に起こされる。
そのまま起きていればよかったのに、またウトウト。
いつのまにか午後でガックリ。
恵比寿ガーデンホールでヤマダさんとバイト。今日はもーたいへんでした。
終了後、もらった弁当を二人で分けて食う。風が強い。
新宿で買い物してPM10時半帰宅。
深夜のコンビニ。ちょっと遠くのファミリーマートへ。
フロムA買うついでに、今週のヤンマガ「花とみつばち」読む。
もう殆どこのマンガにおける目的は果たされてるわけだし、歴史に残ることも間違いないし、
ここから敢えて先を描く必要があるのかと、先月ちょっと疑問に思ったんだよね。
まぁ作者ですら連載開始当初には予想もしなかったであろう奇跡が起きて、
いっぺんに最終真理に到達してしまったわけなんだけど、
その偶然に獲得した魔法の持つ意味を、安野モヨコ本人が理解していくことによって、
今では自由にコントロールできるまでの実力もつけてしまったんですね。
だからもう、ここ数回分の連載は無敵ではあったんだけど、
このまま、この高いステージの上で勝負するとなると、新しい障壁も見えてくるわけで、
やっぱり、というか、異例の3ヶ月休載だそうです。
ま、たとえ11月の連載再開時に、その試みが失敗に終わったとしてもね、
(第49話の繰り返しと言える今週の連載を読む限り、その可能性は高いような気がするんだけど…)
このハードルを越えようとした姿勢は評価に値すると思いますよ。
▼購入CD
the american analog set「updates」(tiger style)
▼購入雑誌
フロムA(リクルート)
2002年7月13日(土) バモイド奥さん
朝、郵便配達に起こされる。
今月で期限切れるので、新しいクレジットカードが届いたんだけどね。
継続なら審査とか無いんだねー。
無職でもこうしてカードが持てるんだからさ、学生の時に作っておいたほうがトクだよ。
なんて。
ついカードで買い物しちゃうような人はカードなんて持たないほうが身の為という罠。
昼からヤマダさんとモリノさんと、郡山までバイトへ。日銭を稼ぐ。
移動中はずっと眠ってたので記憶なし。ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返す。
夢の中で眠る夢を見てたんだけど、レム睡眠に入った瞬間に毎回ブラックアウト。
その時にちょっと脳内がバグってて面白かった。
秋葉原でカレー食ってAM1時帰宅。risetteのDMづくり。
2002年7月12日(金) うっかりミス日本
また目覚ましが鳴る前に起きてしまったようだ。
手元のデジタル時計は7時を示していたのだが、
デジタル世代に負けじと、アナログ時計からは大量の鳩の群れが飛び立つそぶりを見せていた。
今日も暑い一日になりそうだが、まだ太陽はさほど高くへは昇っていない。
熱いシャワーを浴びた後、急いでカップ焼きそばに箸を突き刺す。その時、
「…朝食にカップめん食べる、あんた死ぬ、いいね?」
召使いの中国人シェフが問い掛けた最期の言葉が脳裏をよぎった。
午後、ツガイくんがやってくる。
いちおうキーボード録音なのだが、相当なダラダラ作業。
個人的に、ここ数日は写真の事ばっかり考えてるのでその話をしたり。
育った環境やその原風景が、写真に及ぼす影響とか。
夜中、「すき屋」でモリノさんとDMの打ち合わせ。
その他、小説の構想などについて長く語る。
AM4時帰宅。
2002年7月11日(木) ほぞをかむ
むう。朝7時頃眠ったのに10時半に目が覚めたな。
このまま一日過ごせば、久しぶりに一般的な生活サイクルに戻れそう。
んもう、びっくりするくらい暑いんだが、昼から吉祥寺へブラブラと買い物に出掛ける。
夕方、バスでOQ2くんの家へ。
ひたすら音楽聴きつつ、まったりと会話。
サークルの最近のバンドの音源をいろいろ聴かせてもらったり。
ふふーん。コロっと世代が変わったのがハッキリわかるね。屈折率の違い?
晩ゴハンは、オススメの「梁山泊」で肉あんかけチャーハンを食べる。すげえウマイよ〜。
帰り、事務所に寄るとなにやらピザパーティの後の様子。
ニシムラと承子さんが来ててRECしてたらしい。
会うのは久しぶりなので近況報告などを。
眠いのでAM1時帰宅。
Fruityloopsが3.55にアップデートしてた。さっそくインストール。
2002年7月10日(水) 麻薬入りウインナー
また朝まで起きてたんだよな。いつ眠ってるのか。
昼過ぎに仕事が一段落したのでコンビニへ。
午後、昨日撮った写真を整理。
ここに置いとくよ。12枚。
夜、雨の中を新宿LOFTへ。
DOBERMANという大阪のスカバンドを観に行く。
中学校の時の友達がメンバーにいてね、このたび8年ぶりに連絡がついたので、まぁ再会の場として。
打ち上げとかも出てみたりして、珍しく社交的にふるまってみます。無職ですから。
なんか女優さんとか写真家の人と知り合ったよ。
たまたま隣にいてポロっと喋った人と、いろいろ偶然が重なったりね。うーむ、運命とはフシギなもので。
タクシーで帰宅。
2002年7月9日(火) 大人は玉子をつぶす
朝まで起きてたんだけど何してたっけな。
銀行へ行って未納になっていた年金を1年分ドカンと払う。
あらら、ふところがスースーするよ。
笹塚図書館で調べ物&紀伊国屋で立読み。
カメラ欲しい!と思いつづけて半年くらい経つな。
ヤフオクとかもチェックしてて、そろそろ決断の時期なんだけどね、
でもさ、高いカメラ使えば誰でも上手く撮れるってわけでもないし、
今持ってる安いヘボヘボAPSカメラで、ちょっと頑張ってみて
そんでまぁ、高級カメラに変える価値もないような
ロクでもない出来のものしか撮れないんだったらキッパリ諦めようかと。
だから行ってきましたよ。撮影に。近所を。鼻息も荒く。
あはは。
よく考えたら、平日の昼間に道端でキョロキョロしてるのって、カンペキに不審人物じゃん。
ひとりで白昼堂々とシャッターを切れるかどうか、ってほうが技術より重要だな…。
えーと、作品(というほどではないが)は明日にでも公開するかもね。
永福和泉地域区民センターの図書コーナーで休憩。
ついでに創作折り紙と、戦前のロシアの絵本について研究。ふむふむ。ちょっとしたアイディアが浮かぶ。
現像ついでに下北沢にも行ったな。
あと、事務所にも行きました。アイス食べに。
全部チャリンコだ。今日はすげえ距離を走破したな。日焼けもしたし。
2002年7月8日(月) タコ足ハイセンス
よいしょっと。
さあて、朝7時からフロムA買ってきたんだけど、どうにもこうにもね。
求人誌以外に就労への道はあるのではないだろうか。
グレープフルーツ食べつつ、赤ボールペン片手に考えているうちにウトウト。
…ハッ!もしや午後! ガーン!
「濱マイク」観る。今期はドラマたくさん観る気でいたのに、結局コレ1本しか観とらんぜ。(江藤蘭世)
続けて、映画「遥かな時代の階段を」(1994年日本/林海象監督)を深夜のテレビで。
うわっ、つまんねえ…。こりゃヒドいなぁ。0点。
▼購入雑誌
フロムA(リクルート)
▼購入書籍
吉行淳之介「子供の領分」(集英社文庫)
吉行淳之介「札幌夫人」(集英社文庫)
ウンベルト・エーコ「ウンベルト・エーコの文体練習」(新潮文庫)
2002年7月7日(日) キミの超能力がいますぐ2倍になる本
さーさーのーはーさーらさらー。
痛恨のスケジュールミス!予定を勘違いしてたよ…。
突然ぽっかりと時間が空いたので、珍しくちゃんと料理を作る。
ま、ただの野菜炒めとシーフードサラダだが。
引きこもり生活。しかし、今やるべきことが少しずつ明らかになってきた。
映画「ナビィの恋」(1999年日本/中江裕司監督)をビデオで観る。誰かにオススメされたので。
や、今みたいな仕事辞めてぶらぶらしてる時期に観て正解だねー。
ゆるーい雰囲気で、ふわふわといい気分。ヒーリング。
西田尚美は好きなんだよなぁ。うん、いちばん好き!
ドラマ「世界で一番パパが好き」でさ、毎週この人のセリフに泣かされたのを覚えているよ。
2002年7月6日(土) 徹底的に愛は
常軌を逸した睡眠サイクルのため、日記の日付と内容がズレかけている。
えーと、今日は何日だっけ。おーい、ごはんはまだかな。
「あらいやだ、さっき食べてらしたじゃありませんか。」
映画「エロス+虐殺」(1970年日本/吉田喜重監督)をビデオ鑑賞。
うーん、無駄な芸術臭さがちょっとあざといよな。一柳慧の音楽は凄い。
吉行淳之介「砂の上の植物群」読了。
併録の「樹々は緑か」が、短いながらも巧みな短編で良い。
2002年7月5日(金) 伝説の美少女
ぽろろーん。
なんか、やっと肩の力が抜けてきたというか、ビビらずに暮らせるようになった気がしたよ。
まぁ気付けば既に週末なんですが。
夕方から日雇いバイト。とりあえず仕事しておいて損はない。
2002年7月4日(木) くしゅくしゅソックス
昼頃起きる。
さて、やっと落ち着いたので、たまには音楽活動でもしましょうか。
いや、一応それが目的で休暇をとってるんですよ。なんて言ってみたり。
まだ現役復帰への道は遠いな…。
一段落して、夜、事務所へ行って森野さんとメシ。
急遽ホットプレートで焼肉パーティすることに。ゲスト誰もいないのに。
まぁビールがタダで飲めたから文句は言うまい。
その後、こっちでもちょこっとオルガン弾いてレコーディング。段階的リハビリテーション。
AM5時帰宅。明日に備える。
今月はいまのところ食費以外の出費ゼロだな。
2002年7月3日(水) 関係性タービラス
朝まで仕事して、9時に郵便局へ。
さらに笹塚図書館へ。いつも朝一番に来るこの青年を、職員もそろそろ覚えただろうか。
少し仮眠でもするか、と思ったけど、この図書館には背もたれのついた椅子がわずか6脚しかない。
その後、自転車で新宿まで行くという意味不明な行動をとってしまう。疲れたよ。
無駄な時間を一秒たりとも過ごすまい、という強迫観念がウラ目に出た典型的なパターン。
ポール・オースター「ミスター・ヴァーティゴ」(新潮社)読了。
ここまで荒唐無稽なハナシを、さも本当にあった事実のようにサラっと読ませる手腕は素晴らしいね。
2002年7月2日(火) ラッキースタンプ連続殺人
ウップス!一日中家にこもって仕事。昨日で終わらせときゃ良かったよ…。
仮にフリーランスで生活できるようになったとしても、おそらくこんな感じの毎日でしょうな。
笹塚失業日記( http://homepage1.nifty.com/modeberry/diary/ )というページを、
引っ越してきた頃に見つけたんだけど、今やこの日記も笹塚失業日記なんだよな。
時間が自由だと体調管理が難しいよ。
でも食生活はちゃんとしたいね。果物でも食べようかな。
あー、こういう夏前くらいの季節だろうかね。
小学校の通学路の途中に街路樹が植えてあって
その木に毎年、赤くてぷくっとした小さな実がなるんですよ。
名前は誰も知らなかったけど、それが食べられるってことだけは、子供達の間で昔から伝わっててさ。
熟してやたらとベタベタしてるし、道路に落ちて潰れて(流血事件の如く)汚くなったりもしてるんだけど
枝についてるキレイなやつだけ選んで取ってね、
それで両手に抱えてちょっと先の公園の水道で洗って食べると非常に美味しいんですね。
ちょっと野生的な酸味があって。
まぁ普段からサルビアとかつつじの蜜を吸ったりもしてたけど、アレは全然食べた気がしないじゃん。
だけど、これは完全に食べ物!って感じでさ。
ていうか自生してる果物をもいで食べるっていう経験は、子供達にとって衝撃の面白さだよねぇ。
ドラえもんの映画とかでマンモスの肉を食べるのと一緒ですよ。
ちっちゃいころに植物図鑑見て、山に行ってアケビを食いたい!って思ってたもん。
それは遠足でりんご園に行ったり、校庭の隅で稲刈りしただけでは得られない経験。
そんなこんなで、その実はどうやらヤマモモだったらしいんだけど、今でもあそこに生えてるのかなぁ。
車の排気ガスを長年浴びまくってる木だし、明らかに食べて体に悪そうだけど。
2002年7月1日(月) ふぉあ と ぐら
さあ、新しい歴史のスタートだ!ブルブル〜。
このまま しごともみつからなくて おかねもなくて
そしたらきっと わたしはこじきになってしまうとおもいます
あぁ、怖いよ〜。ナムアミダブツ〜。
さて、昼頃起きて、シャッキリとした一日を始めようと気分を高めていたら
モリノさんとツガイくんがバイトのついでに来宅。
平日の昼間だというのに、3人でアイス食って音楽聴いたりして、地方のツッパリ高校生ですか我々は。
夕方から体制を整え直して、ひたすら仕事。
TVドラマ「私立探偵 濱マイク」を観る。
豪華ですねぇ。みんな、このくらいのクオリティのものを前提にして作っていかないとダメだよな。
いやしかし、第1話は、肝心のストーリーがイマイチなのが残念。
でもまぁ20年くらい先にも残っているであろう良心的なドラマ。
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