2002年6月30日(日) パッション 

夜明けまで読書。いつもに増してすげえ集中して読める!さすが無職。
吉行淳之介「夕暮まで」読了。短い。
モリノさんに、「あー、エッチなやつでしょ」と言われてしまった。そのとおり。
このぐらいの長さの小説がいいね。30分くらいで読めるような。

続けて、吉行淳之介「技巧的生活」読了。こっちはもうちょっと長い。
昭和30年代〜40年代くらいの日本はシビれるねぇ。
団塊の世代だった親の、もうすこし上くらいの世代かな?
ぬめっとした日本独特の陰気な裏社会がだんだん形成されていく時期というか。

昼頃起きて、新宿シアターサンモールに劇団★世界一団( http://www.sekaiichidan.net/ )の
「スペースラブ」を観劇に出掛ける。
シータコさんとツガイくんを誘ってみた。もちろんオススメだから誘うんですよ。
相変わらず素晴らしかったので言うことなし。

その後、惣菜を買い込んでから笹塚の事務所へ行って、無職集団でメシ。
レコーディング用のMacの調子が悪いらしく、risetteの録音作業は難航中のようだ。
まぁダラダラと喋ったり、曲を聴いたり。

家に着いたらブリストル留学中のカサイから国際電話。プルルル。
通話料安いっつうから結構ベラベラと長く喋ってしまった。よっしゃ、秋には行けそう。

今月の反省。ズルズルと続けずに、夏前にきっぱりバイト辞められたのでまぁ良し。
今年前半はほとんど何もしてないぞ。あと半年で帳尻合わせなきゃねぇ。今のところは人生最低の年だべ。


 2002年6月29日(土) 屋上の朝焼け 

ふたたび夏の終わりと、すべてが今でも。

小雨の降る中、相変わらずチャリンコで出掛ける。
先月オープンしたばかりのブックオフ幡ヶ谷六号通り店へ。
ひたすら狭い店内。品揃えも良くない。
仕方なく高口里純「ロンタイBABY」とか読んでみる。うははは。何やってんだか…。

でもさ、こうやって雨の日に行くところがなくて、効きすぎのクーラーの店内で
ズラーっと並んで100円棚のマンガを立読みしてるサエない小中学生は微笑ましいね。
雨だからって家の中には居たくないしな。

そんな時に偶然手に取ってしまった本で人生変わったりするわけだし、
少なくとも、そういう機会は出来る限り与えられていくべきだと思うね。

▼購入書籍
アルトゥル・シュニッツラー「夢奇譚」(文春文庫)
吉行淳之介「技巧的生活」(新潮文庫)
吉行淳之介「夕暮まで」(新潮文庫)


 2002年6月28日(金) キャット風うどん 

オーワーリー!
晴れて自由の身になったよ。
そして再び社会不適合者への転落の日々が始まる。
さほどポジティブな動機に基づく辞め方ではないので、ビールとか飲んで祝ったりしませんよ。

ユリイカの今月号、高野文子特集。
まぁ不勉強なことに、彼女の作品は読んでなかったんだけど、
掲載されてた「奥村さんのお茄子」を読んでねー、すごいなぁ、コレ。難解すぎだよー。
大友克洋、魚喃キリコとの対談もアリ。
http://www.seidosha.co.jp/eureka/200207/

人生いろいろ。
死ぬか、気が違ふか、夫でなければ宗教に入るか。(「門」)


 2002年6月27日(木) ししとうロック 

おお、眠りすぎた。相変わらずのダメっぷりだ。こういう生活が改善されないうちはダメだね。
急いでフロに入って出勤。しゅたたたたた…。

主にパソコンのデータ整理をして一日を過ごす。
もはや新しい仕事の打ち合わせにも出席せず、そろそろ退職モード。
定年になる日をひたすら待っているだけの老人の気持ちが少しわかるような気がしたんです。
窓の外で、最後の落ち葉がふわりと風に舞いました。

なんと、アルバイト辞めるのもかかわらず、ボーナス貰えることになったよ!グラッツェ!
金額は、えーと、海外旅行に半月ばかり行ってこれるくらいです。
ていうか全く(1銭もね)当てにしてなかったので、ちょっとビビる。
もともと貧乏性だし、まとまったお金をもらうと、何していいかわかんなくなって、途方に暮れちゃうのだ。
来月、貯金がなくなるまでブラブラしようと思ってたけど、これじゃさすがに勿体無さ過ぎるよな。
退職金だと思うことにして、貯めるぜ!
ビタ一文だって呉れてやるものか!財テク財テク。

帰り、事務所に行ってrisetteのレコーディングの進行状況を聴かせてもらう。ふんふん♪
ジャケットのアイディアは少しずつ固まりつつある。
AM2時帰宅。


 2002年6月26日(水) バー「ルブラン」 

バイトで神保町までお遣いを頼まれる。ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷ。
駅前の「出め魚」で昼食。焼さば定食を。
焼き魚は大好物なのです。店の雰囲気も良いし、味も非常に美味しくって満足です。
ついでに古書店街をウロウロ。

ジェイ・マキナニー「空から光が降りてくる」読了。
代表作ではないが、寡作の彼が4年間かけて書いたという大作。

マキナニーは好きなんだよね。
ベストセラー作家になってセレブの仲間入りして、
パーティが大好きで、酒とドラッグのだらしない生活を続けて、
そんでたまーに反省して小説を書いたりね。
そういう俗っぽいところがいいんだよ。
しっかり軽蔑しているつもりなのに、思いっきり社交界に憧れている成り上がり者、というか。

で、この作品なんだけど、
話自体は非常にシンプルで、巻頭の登場人物紹介を読めば
ストーリーもほぼわかってしまうんだよ。
でも、登場人物が、それぞれの視点から、
1987年のブラック・マンデー直前のニューヨークの狂熱を少しずつ描き出していく、
という絶妙な展開で、ラストがわかっていても非常に面白く読めるんだよね。

まぁちょっと意地悪なことを言えば、
重要なところで、光が差してきて、それが救済のイメージだったりするようなシーンを書いちゃうところが
やっぱりアーヴィングとかに比べてね、弱いというか、甘いんじゃないかね。


 2002年6月25日(火) 揃えた靴 

なぜか朝まで起きてたので、ちょこっと眠ってバイトへ。
昨日買ったCDはなかなか良かったにょ。
買いそびれたCDは公式サイトで全曲ダウンロードできたので買わなくて済んだ。なーんだ。
これまた気温の低い一日だな。通勤中にかなり読書が進む。
そうか、歩きながら読めばいいんですね。

そろそろバイトは残務処理に取り掛かりたいところなんだけど、なかなか忙しい。
今さら新しい仕事に手を付けたりして…。

昨夜、ご無沙汰していた各方面にメールを出してみた。返事はまだ来ていない。
まぁ、来週以降の予定が埋まればいいな、というくらいの軽い気持ちで。

マグロ(半額)買ってきて、ご飯に乗せて醤油かけて食べる。マグロ丼。
はむはむ、はむはむ。

深夜、8年間連絡の途絶えていた友人からTEL!さっそく来月会うことに。


 2002年6月24日(月) レタスの虫 

ついにバイト最終週。大どんでん返しはあるのか?どですかでーん。

午前中に洗濯して、午後からバイトへ。

帰り、HMV渋谷に寄る。改装に伴い、7階特設会場でセールやってたので覗く。
ワンフロアほとんど500円均一。タワレコ新宿店が統合した時のセールくらいすごい規模だな。
そしたらさぁ、今年になって定価で買ったCDが3枚も見つかってしまってね。
ホント、温和なワタシもさすがにトサカにきたよ。ちゅどーん。
ペレとかアーチャー・プレウィットとかさ、信じられん。
だから、意地でもなんか見つけよう、と思って、久しぶりに本気でサクサク。
んだども、持ってるCDばっかり山のように見つかって、500円なら欲しいCDは全然ナシだべさ。
まぁ最終的にベンジャミン・ダイアモンドが発見されたから水に流そうじゃないか。

▼購入CD
FLUNK「FOR SLEEPYHEADS ONLY」(Bestservice)
LUIS BACALOV「CUORI SOLITARI」(avanz)
BENJAMIN DIAMOND「STRANGE ATTITUDE」(EPIC)


 2002年6月23日(日) もう耐えきれない孤独のセレナーデ 

フガフガ。ゴミ袋を切らしていたので、朝6時にドンキホーテへ。宇多田が安いよ〜。
さらに、朝9時から笹塚図書館。なかなか調子良いサンデーモーニングじゃないの。
で、今日はゆっくり雑誌とかもチェックしようと思ってたら突如眠気が襲う。
まぁこの図書館は椅子も全然無いしね、やっぱり家に帰ろうっと。

横になって読書。読み出すと止まらないタイプの本です。
いつのまにか昼寝。うーん、今日は涼しいよなぁ、なんて思ってるうちにスヤスヤと。

夕方、Toya君と待ち合わせて、ワタリウム美術館へ「カールステン・ニコライ展」を観に行く。
http://www.watarium.co.jp/exhibit_cu/exh/index.html
入口でiehaの二人にバッタリ。わー、なんちゅう偶然だ。お元気?
我々と入れ違いで帰るとこでした。
展覧会自体はまぁ理系っぽいカッコ良さがあって良し。期間中は何度でも入れるようだ。

表参道のNADiff( http://www.nadiff.com/ )へ行ってウロウロした後、
「うどんすきの中西」でうどんすきを食べる。ビールが安くてグー。


 2002年6月22日(土) 砕け散った圧力鍋 

朝、寒くて目覚めると、Tシャツ1枚で事務所の床の上に転がっていた。あたた。
いやー、起こしてくれてもいいと思うんだがなー。

家に戻って一日中読書。腰が痛い。
曲でも作ろうかな、と久しぶりに思う。思うだけ。
誰かに長い手紙でも書こう。そして来月の予定を立てよう。

韓国×スペイン戦も観たな。
そういえば高校の時、クラス対抗サッカー大会で僕がPK外して負けたことがあるよ。
自分では忘れていたが、クラスメイト達の記憶には今でも残っているらしい。
すまない気持ちでいっぱいだ(ウソ)。


 2002年6月21日(金) ナゴルノカラバフ自治州 

これまた通勤中の読書タイムを中心に回る日々。
没頭しているとあっという間に着いてしまうのね。

帰り、新宿まわりでいつものコース。
本屋とレコード屋だけがささやかな金曜日の愉しみ、という情けない人生。
まぁ中学生の頃から変わらない行動パターンなので今さらどうにもならんですよ。
こないだ試聴したFlunkのアルバム買おうと思ってたら置いてなかった。HMV新宿SOUTHにもナシ。ちぇっ。

そういえば、引っ越してから、めっきり深夜のコンビニに行かなくなったな。
最寄りのコンビニまでの距離は変化ないのにさ。
食料品を買いだめするようになったからか、
夜中にモノを食べなくなったのか。
まぁ普通の住宅街だから、ウロウロしてると怪しいんだよね。

深夜、オフィス・コウジ事務所へ。

▼購入雑誌
「TV Bros.」(東京ニュース通信社)


 2002年6月20日(木) 逆ポーランド演算 

雨がしとしと。レイニーデイサービス。
アメダスって「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略なのダス。

雨の日の合併授業で、違うクラスの席に着いた時の、あの違和感…。
スクールデイズ・フラッシュバック。失ってしまった瑞々しい感性は二度と手に入らない。

夜、笹塚でCARNETの打ち合わせ。そのまま夕食も。

映画「タクシー・ドライバー」(1976年アメリカ/マーティン・スコセッシ監督)をビデオで鑑賞。
うん。まだ観てなかったんだよ。エッヘン。
こういうボソボソとした声でモノローグが入る映画って(何故か)好きだなぁ。
それとバーナード・ハーマンの音楽が素晴らしいです。


 2002年6月19日(水) ドッグフー丼 

すっきりとした目覚め。しかし酒臭い息。
風呂上がりに、最近お気に入りのカップもずくをジュルジュルと食べる。
食べるというよりは、吸う感じだよ。ちゅるるんとな。
仕事行く前に読書したりしてリラックスタイム。時間があるのは良いことだね。

「bio ojiyan cafe」でランチ。
おお、これが噂のカフェめしなんですね、先生。洒落ていますな。

方南町ブックオフへ寄ったりして、AM0時帰宅。

▼購入書籍
「20世紀アメリカ短篇選(上・下)」(岩波文庫)
「花とみつばち 5」安野モヨコ(講談社ヤンマガKC)


 2002年6月18日(火) ヴァーチャル終身刑 

まるまる二晩かかって、朝8時に全ての作業が終了。得意先へ速達で郵送する。
かなりアタマおかしくなってるので意味なく笹塚図書館へ。
あはは。朝9時から図書館にいるような人は全員病気です。

夜、新橋の沖縄料理屋「ふらり」で旧友二人と会食。ゴーヤちゃんぷるーと泡盛。
20年来の友人なんて、今さら隠すことも何もなく、フランクに話が弾む。ふむふむ。
北海道の友達からはラーメンをお土産に頂く。お、うまそうじゃん。
なかなか身のある会話でした。

眠いー。


 2002年6月17日(月) 二番はハミングで 

朝、ヨロヨロと出社。

イサク・ディーネセン「不滅の物語」(国書刊行会)読了。
アイザック・ディネーセン、カーレン・ブリクセンなどの名前があるけど同じ人ですね。短編集。
表題作が、英文学屈指の短編。この人は、「物語」の何が人間を惹きつけるかをよく知っているよ。
ポール・オースターみたいな、ちょっと寓話的な人物設定が魅力的。

深夜、打ち合わせの電話。いろいろと来月以降の仕事の話など。
まさに、捨てる神あれば拾う神あり、だな。アリガタヤ〜。
朝まで仕事。全死。


 2002年6月16日(日) 推定奴隷 

いやー、人を殴り殺す夢を見ちゃった。危なーい。
しかもこのテの夢って毎回同じ相手だったりしてね。くわばらくわばら。
無駄に眠るとロクな夢を見ないんだね。けっこう落ち込むよ。しょんぼり…。

引っ越したカミヤくんの家に遊びに行く。
うーむ、いいところだねぇ。駅から近いのに静かだし、なんだか夏っぽくて風流な感じ。
Herのヤマダさんが来ててひたすらCDの量産してた。
帰り、駅前の「太陽食堂」に寄って3人でひまわりの種を齧る…。カリカリ。

AM0時帰宅。母から電話。
朝まで仕事。半死。


 2002年6月15日(土) 鉄橋の下 

中野通りまで歩いていると、「プクムク」という名前のちっちゃいパン屋があった。
なかなか良さそうなので、今度買いに来よう。

バスに乗って中野へ。プップクプー。
CDでも買ってゆっくりしようと思ってたんだが、低気圧のせい?ひどい頭痛で閉口。
何も買わずにさっさと退散。とほほ。

下北沢「だいこんの花」でツガイくんとモリノさんと夕食。サッカー談義。

帰ってバファリン飲んでバッタリ眠る。


 2002年6月14日(金) コミュニケーション自在 

宇宙人フライデー。街は青シャツの若者で溢れていた。
ちょうど忙しかったので、もくもくとバイト。
でもみんなお祭り気分なんだもんなぁ。
今はまだ大丈夫だけど、自分にまで影響が及ぶとなると、こういった状況は少し怖い。

早くも半月が過ぎた。(海の向こうで)無職へのカウントダウンが始まる。

『川瀬智子物語』が読みたくて、「Zipper comic6・7月号」を探すが見つからず、
仕方なしに「FEEL YOUNG」を立読み。巻頭からいきなりWアンノの結婚式の写真と記事…。
魚喃キリコの『strawberry shortcakes』ってCUTiE COMIC→FEEL YOUNG→Zipper comicなの?


 2002年6月13日(木) 不死身の世代交代 

ポメラニアーン! あうぅ、わんわん。

ずっと工事中だった笹塚駅の京王クラウン街が、火曜日にリニューアルオープンしているはずなんだが、
3日連続で下北沢から通勤する羽目になって、いまだ見ることができないでいる…。
http://www.sasahata.com/feature/0201crown/

でも電車乗ってる時間が短いのは非常に気分いいんだな。
下北沢から渋谷まで6分、さらに外苑前まで4分って感じ。近いぞ。ただし読書には不向き。

お昼はampmの海鮮焼そば。ゆっくり食べるとお腹いっぱいになるのがいいね!イカがジューシー。

久しぶりに身を入れてバイト。
時間をかけて作業すれば良くなるものに、たっぷり時間をかけられる、というのは幸運なことだよ。
小雨の降る中、AM0時帰宅。

深夜、なぜか「ビバリーヒルズ青春白書」というTVを初めて観た。これがそうなのか、なるほど。
わりと面白いけど、ハナシ長いんでしょ?
適度にトラブルが発生して、恋人をとっかえひっかえするだけでしょ?


 2002年6月12日(水) 煮える和尚のスニーカー 

ようやく復調の兆しが見えてきた…。
朝からバリバリ仕事して、バイトへ。今日は一転してすごく寒いな。
また遅刻しそうになって下北沢へ。3分くらいの遅れはコレで取り戻せることがわかった。3分か…。

帰り、事務所へ少し寄ってみる。与太話。
以前から欲しかったパスタストッカーをお土産に頂いて帰る。

今日も夜中に作業しなくちゃならんし、一旦仮眠でもとるかね。


 2002年6月11日(火) スパイシー・チャンバラ屋 

ここでメモのように書き綴っていることと、
その日の実際の精神状態には、実は大きな隔たりがあるわけで。
できれば虚偽の日記ばかりをずっとデタラメに書ければいいんだけど、
今のところは、はっきり事実に即したモノか、
もしくはまったく逆の、パフォーマティブな意図をもった文か、
という二つに大別されるんですね。
要するに「ヒマだ」と書いて実際ヒマであるか、「ヒマだ」と書いているけれどホントは忙しいか、
そのどちらかでしかない、ということ。
この薄っぺらい心理構造そのものが、精神的余裕のなさの証左でもあるわけです。

バイトに遅刻しそうになったので下北沢までチャリンコを飛ばす。
ちょっとがんばりすぎたようだ。汗だく。

カレーライス食べてから帰宅。ふにふに。
ブリストルの友人にエア・メイルをしたためる。もちろん800字小説も同封。


 2002年6月10日(月) やぶさかでない 

明方、うっかり眠ってしまって、またちょっと落ち込む。
朝から(川で)洗濯。ジャブジャブと。

2002年のスケジュール帳を買い忘れて早半年だが、
仕方なく普通の大学ノートに、買い物メモ、突然ひらめいた駄洒落、来月の計画などを
まったく分類せずに書き留めることにしている。
電車の中とかドンキホーテの店内で開く場面が多くて恥ずかしい。

体調も良いのに、なかなか予定通りには事が運ばないようだ。
些事にとらわれすぎ。塵労。


 2002年6月9日(日) 片想い放送局 

どうも最近レコ屋に行ってもガックリくるようなモノしか置いてなくて、
「何故、ここまで腐った音楽ばかりが氾濫しているのか」と常々思い続けてるうちに、
むしろ自分の感性の側に問題があるんじゃないかと(昔からモンダイはあるんだが)訝り始めていたんだが、
今日は非常に良かった。文字通り、溜飲の下がる思い。

なぜなら、渋谷HMVで、Dot AllisonとGemma HayesとFlunkのアルバムが3枚試聴機に入ってて、
そのどれもが新しい時代を感じさせる素晴らしい作品だったから。
いやぁ、タワレコみたいなクソな店ばかり行ってると損します。店員はしっかりコメント書かなくちゃダメ。

気分が盛り上がっただけでも十分価値のある試聴だったので買わずにガマン。帰ってから情報収集。

渋谷DMSが閉店ということで、risetteの売れ残り在庫を受け取りに寄る。
自主制作盤も委託販売してくれる、良心的な店だっただけに惜しい。
店長クロサワさんと少しだけ喋る。まぁ狭いジャンルの専門店は難しいよね。

東急ハンズでいろいろと素材購入。
海洋堂とかボトルキャップとか食玩とかスターウォーズとかには、まるで興味がないんだけど
Preiser社のフィギュアだけは見ててコーフンするなぁ。ハァハァ。
http://www.modellbahnott.com/preiser/prhofig.html

例のアレも観た。
でも、日本戦の時間は普段混んでるようなレストラン等がガラガラなんだってね。狙い目よ。


 2002年6月8日(土) エルロック=ショルメス 

暑いのでクーラー稼動中…。
この部屋は予想通り、夏場にかなり蒸し暑くなりそうだ。
しかしクーラーの効きが良いのでなんとかなるだろう。
とはいえ、部屋にずっと居るような生活はしたくないね。電気代もかかるし。

いやぁ、土曜日はどうも苦手だな。無駄な時間の使い方をしている気がする。部屋の空気が動かぬぜよ。
明日はショッピングにでも出掛けようっと。

運動不足なので、カラダを動かしたい気がしてきた。
日曜大工とかいいですね。トンカチー。ま、運動じゃないんだが。
生活に(直接)役立つものを作りたいよ。


 2002年6月7日(金) 悦ばしき知識 

おほほ。来週はバイト遅番で午後出勤だな。たのしみ。

ミネラルウォーターを飲みつづけた一日。タプタプ。
最近は食欲が適度に抑制されているようで、食費がさほどかからないので助かる。昼飯も300円くらい。

ひたすら平坦な毎日。10年後にはほとんど記憶に残ってない時期だろう。無産時代。

夜、Toya君に誘われて、イングランド×アルゼンチン戦をTV観戦する。
ビール(もちろんギネス)&枝豆という万全の体制で臨んだにもかかわらず、
試合そのものはイマイチ盛り上がりに欠けたのかもね。


 2002年6月6日(木) エレガント田植えサークル 

…どんぶらこっこ、どんぶらこっこ。
うつらうつらと船を漕ぎながら、宅配便の再配達が来るまで待機。
ピンポーン!おとどけものでーす。あ、やべえ!パンツ履かなきゃ。あたふた、あたふた。

まっすぐ帰宅。今日も仕事。


 2002年6月5日(水) はっぴぃ★断末魔 

朝からピシッと身の引き締まる思い。そりゃまぁ当然だよな。ふごふご。

バイトは早く帰れたので、久々に渋谷へ。ひさしぶや。
タワレコだけウロウロしてPM10時帰宅。

HMV渋谷から放送している、J-WAVEの「グルーブライン」という番組があって、
バイト先でほぼ毎日聴いてるんだが、司会の秀島史香の声がね、すごく良いのだ。
来月ヒマになったらこっそり見に行きたいね。買い物ついでを装って。

最近、急に視力が落ちてきてるような気が…。曇りの日はけっこうヤバい。免許更新が近いというのに。
買ってきたサバの竜田揚を箸でつつきながら、いろいろと仕事を片付ける。
じゃんじゃん電話掛かってきて、たくさん打ち合わせなど。タイミングよく忙しくなってきたよ!

▼購入CD
「Harpsichord 2000」(S.H.A.D.O.)
▼購入雑誌
クッキーシーン vol.25(ブルースインターアクションズ)


 2002年6月4日(火) 海賊生写真 

久しぶりにMDを聴きながら通勤。シャカシャカと音漏れをさせつつ。
出掛けに適当に選んだハウスマーティンズの「ロンドン0ハル4」を聴いてたんだが、
よく考えれば今日はW杯ということで、サッカーつながり。
なんか嫌になって聴くのやめちゃったよ。

バリバリ残業してAM1時帰宅。

映画「ブラス・ターゲット」(1978年アメリカ/ジョン・ハフ監督)をビデオで。
なんかね、全然ダメでした。つまんないなぁ。

えーと、月末でバイト辞めます、と言ってしまいましたとさ。きゃは!
どーすんのよ。何も考えてなさすぎ。

▼購入雑誌
TV Bros.(東京ニュース通信社)


 2002年6月3日(月) どろんこまつり 

あーもう一日中イライラして、ずっと苦虫を噛み潰したような顔をしていたと思う。くそったれ。
ムチャクチャ機嫌が悪い。ここまで腹が立つのは久しぶりだ。

「違うわよ!あたしだって、加持さんと夜を過ごすんですもの!ニコニコ笑っていたいわよ!
でも、今日はだめなの!できないの。」(第拾八話・アスカのセリフより)


 2002年6月2日(日) モルダウの流れ 

明大前まで自転車キコキコ。古書店「古本大学」へ。
なんか埋まってそうな未整理状態の部分もあり、懐かしの万歩書店(岡山市久米)を思い出してしまったよ。
手ぶらで帰るのも癪だし、ちょっと高かったけど古雑誌を買って帰る。

東浩紀「郵便的不安たち#」読了。
評論集とはいえ、断片的に読んだら理解できないだろうから一気にね。
山盛りの枝豆をつまみながら、横になって朝まで。


 2002年6月1日(土) ゆうていみやおうきむこう 

部屋の掃除。モノの無い部屋はラクだよ。

午後、Herの2人が来てMixの修正。
UW500が調子悪くて焦ったが、ドライバ入れなおしてなんとか完了。
まぁ2度も直しただけのことはあるんじゃないかな。
終了後、いろいろとCDを聴いたりして歓談。

夜、モリノさんと下北沢へ。
吉田レコードや、移転してから行ってなかったzeroなどを回る。
zeroはキレイな店になってたけど別に今後行く必要もないだろうね。江古田時代のほうが良かったな。
ゲーセンでポップンミュージック8をプレイした。まぁゲームのことはよくわからん。
オゴリで回転寿司。イエイ。
事務所に戻って、短いデモをなんとなく録ったりしたけど、後で聴くとどうなんだろうか。
ひさびさに800字小説も書き下ろす。

AM5時帰宅。あらら、布団干しっぱなしだった…。

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